私が打った旧要件デジパチといって真っ先に浮かぶのは、奥村遊戯の「ローリング7」である。
当時奥村の大ヒット機種であったドリームX&Wの後継機であり、マイナーで終わった機種であるが、私は大好きだった。
デジタルは赤の単色ドット。奥村は当時赤の単色ドットのデジパチを多く発表しており、独特のドットは一目で「奥村(モナコ)の台」と分かるものであった。
絵柄には「リンゴ」とも「爆弾」とも呼ばれた独特の物があり、モナコの台にはほとんどこの絵柄が採用されていた。
ちなみに自分は「リンゴ」と呼んでいた。
デジタルは当時としては大きめ。
デジタルに予告アクションなど当然なく(予告というものが出てきたのは概ね1998年位からである)、リーチも右出目がスローになるだけで、スーパーリーチもなかった。
この右出目のスロー回転が、当時としては極めてゆっくりで、今にも止まりそうな進み方をしていた。
そのせいか、当たりになる出目が来た時に台をドツく客も多かったものだ。
デジタルの揃う確率は1/215で、当時では高めな方。
大当たりになると、デジタル部分が機種名の通りローリング(半回転)して、上部にアタッカーが登場するなかなか楽しい台であった。
アタッカーは、人間の腕を開く感じで開き、腕の部分に弾かれた玉がおまけチャッカーへ流れる構造だった。
釘調整にもよるが、この機種のおまけへ流れる道筋は適度な距離もあり、玉が流れる様を見るのは非常に気持ちいい、芸術的なものだった。
また、デジタル役物が半回転する間にだけ、チラッと女の子の絵が見えるようになっていて、メーカーの遊び心を感じさせてくれた。
この機種にはパンクで泣かされたものだ。
アタッカー入り口からVゾーン入賞口まで距離がありせっかくアタッカー中央に玉が乗っても左右に流れてしまうことも多く、大当たり中はいつもハラハラ・・・実際にパンクも数多く経験。1ラウンドパンクを複数経験したのは私はこの機種だけである。
玉が左右に流れてパンクする様は、羽根物のビックシューターを思い起こさせた。
また、払い出しに不具合のある台も多かった。
多分今では有り得ないと思うのだが、決まった通りの払い出し個数出ないことがしばしばあった。
大当たり中はなかなか分からないが、ヘソの払い出しは7個のはずなのに、5個しか出てこなかったり、場合によっては1個とか2個とか。
店員に何度か言ったが完全に直ることはなく、諦めた状態で打っていたものだ。
バネも悪い台が多かった。
当時はこの機種に限らず、バネの悪い台というのがかなりの数あったものだ。
今も昔も業界大手の三共は少なかったように思う。
この機種も、「戻り玉が多い」「狙った箇所に安定して玉が飛ばない」などは日常茶飯事であった。
今ならすぐにぶん投げるところだが、昔はある程度のことは我慢しないと、打つ台がなくなっていたものだ。
90年代半ばになると、バネの悪い台(メーカー)とうのは相当減った気がする。
色々とあったが、この機種は「大当たり中の気持ちよさ」が一番のポイントで、好んでよく打った機種である。
当時の機種で「ローリング・・・」というと、三共の「ローリングマシン」の方がかなり有名なのが悲しいところだ。
今も動くローリング7ってあるのだろうか・・・・可能ならもう一度打ってみたい・・・

当時奥村の大ヒット機種であったドリームX&Wの後継機であり、マイナーで終わった機種であるが、私は大好きだった。
デジタルは赤の単色ドット。奥村は当時赤の単色ドットのデジパチを多く発表しており、独特のドットは一目で「奥村(モナコ)の台」と分かるものであった。
絵柄には「リンゴ」とも「爆弾」とも呼ばれた独特の物があり、モナコの台にはほとんどこの絵柄が採用されていた。
ちなみに自分は「リンゴ」と呼んでいた。
デジタルは当時としては大きめ。
デジタルに予告アクションなど当然なく(予告というものが出てきたのは概ね1998年位からである)、リーチも右出目がスローになるだけで、スーパーリーチもなかった。
この右出目のスロー回転が、当時としては極めてゆっくりで、今にも止まりそうな進み方をしていた。
そのせいか、当たりになる出目が来た時に台をドツく客も多かったものだ。
デジタルの揃う確率は1/215で、当時では高めな方。
大当たりになると、デジタル部分が機種名の通りローリング(半回転)して、上部にアタッカーが登場するなかなか楽しい台であった。
アタッカーは、人間の腕を開く感じで開き、腕の部分に弾かれた玉がおまけチャッカーへ流れる構造だった。
釘調整にもよるが、この機種のおまけへ流れる道筋は適度な距離もあり、玉が流れる様を見るのは非常に気持ちいい、芸術的なものだった。
また、デジタル役物が半回転する間にだけ、チラッと女の子の絵が見えるようになっていて、メーカーの遊び心を感じさせてくれた。
この機種にはパンクで泣かされたものだ。
アタッカー入り口からVゾーン入賞口まで距離がありせっかくアタッカー中央に玉が乗っても左右に流れてしまうことも多く、大当たり中はいつもハラハラ・・・実際にパンクも数多く経験。1ラウンドパンクを複数経験したのは私はこの機種だけである。
玉が左右に流れてパンクする様は、羽根物のビックシューターを思い起こさせた。
また、払い出しに不具合のある台も多かった。
多分今では有り得ないと思うのだが、決まった通りの払い出し個数出ないことがしばしばあった。
大当たり中はなかなか分からないが、ヘソの払い出しは7個のはずなのに、5個しか出てこなかったり、場合によっては1個とか2個とか。
店員に何度か言ったが完全に直ることはなく、諦めた状態で打っていたものだ。
バネも悪い台が多かった。
当時はこの機種に限らず、バネの悪い台というのがかなりの数あったものだ。
今も昔も業界大手の三共は少なかったように思う。
この機種も、「戻り玉が多い」「狙った箇所に安定して玉が飛ばない」などは日常茶飯事であった。
今ならすぐにぶん投げるところだが、昔はある程度のことは我慢しないと、打つ台がなくなっていたものだ。
90年代半ばになると、バネの悪い台(メーカー)とうのは相当減った気がする。
色々とあったが、この機種は「大当たり中の気持ちよさ」が一番のポイントで、好んでよく打った機種である。
当時の機種で「ローリング・・・」というと、三共の「ローリングマシン」の方がかなり有名なのが悲しいところだ。
今も動くローリング7ってあるのだろうか・・・・可能ならもう一度打ってみたい・・・