大学生のあめんぼです。


 家族(具体的な続柄は今後も伏せます)は病気で亡くなりました。

 幼い頃から一緒にいたペットも病気でなくなりました。


 ふとした瞬間にその事実が闇のように襲いかかってきて、数十秒くらい何も考えられず動けなくなります。

 夜になるとタイミングを問わず喪失感と憂鬱に襲われて涙が止まらなくなったり、眠れなくなったりします。


 連続して同じようなことが起こるんじゃないかと思います。

 母も具合が悪いとよく言います。病院にも行かないしお酒は辞めないので、いつ何が起こるか分かりません。


 もし自立する前に頼れる人間が消えてしまったら。


 夢は一つだけありますが、叶わないなら人生を終わらせてもいいかと思います。


 簡単にこの世を去った存在が身近にあると、どんどん感覚が鈍っていきます。


 私はもう、どうなってもいいです。


 生きているということが茶番にしか見えなくなり、馬鹿馬鹿しくて笑い出しそうになる。

 時々どころか、しょっちゅうです。


 裕福で環境にも恵まれた大学の友人たちが憎いほど羨ましい。

 でも、それよりも、どうでも良いという感情が勝る。


 死んだ家族たちは、私のことを見守っているんでしょうか。


 見守るだけでは、どうにもならない。

 それ以前に、実際に死を目の当たりにすると、彼らは「逝った」のではなく「消えた」ように感じる。


 わたしがもういない誰かのために生きたところで、何にもならない気がする。


 死ぬのは苦しいでしょうか、痛いでしょうか。


 家族は最期まで苦しそうだった。つらさであんなにも歪んだ顔をいつものあの人だと思いたくなかった。


 泣いても解決しない。笑っても動いても立ち止まっても生きても死んでも何も解決しない。


 考えられなくなってきました。