EXTREME
危ない、危ない、危な~い!もう8月も終わっちゃうから、さっさとブログ更新しないと!
夏休み最後にお届けするのは、、、出ました!!!!!
エクストリームのポルノグラフィティ!!!!!
俺の洋楽生活の原点でもある、このバンドを紹介しないとバチが当たるってモンだよ。
それじゃあ、ヴァモス!
ピュアなロックであっても、ハード・ロックに在らずというバンドは数多く存在している。大筋でピュア・ロック=ハード・ロックやヘヴィ・メタルと定義付ける人も多いが、純粋な意味でピュア・マインドを持つロックを、そう呼んでいるだけの事で、より近いスピリットを内包しているというだけの事である。(「ピュア・ロック」という造語自体、どうしてもHR/HMの専門用語の様に勘違いしやすく、ロックのジャンルのみを指して使われる言葉では無いのだ。)
そこで、HR/HMの原点を探って行くと、その根底には、ブルースやクラスィックの要素がある事が分かる。
しかし、これがR&B、ソウルとなると、HR/HMとは全く無縁、ロックの礎としては異質なモノ、と案外受け取られてきたのである。
ところが、実はブルース、クラスィック程あからさまではないが、時としてR&B、ソウルはHR/HMの中に生かされているケイスというのは意外にも数多くあったりするものなのだ。
その具体例は、古くはローリングストーンズだったり、エアロスミスだったりする。彼等のマインドは、ブルースと言うより、完璧にR&Bに根差したものであり、そのエモーショナルなグルーヴ感は、ソウルならではのものであった。
サウンド・スタイルで言うなら、ポップなコーラス派から、ファンキー派、バラード派と3分割されている感じがある。この中でピュア・ロック系の白人アーティストに最も好まれていたのは、ファンク系の音だ!それは現在も受け継がれ、特にスラッシュ・メタルやハード・コア系のバンドにファンクの要素を多く見る事が出来る。彼等の殆どは、ラップという手法でソウルにアプローチしているが、その取り入れ方を誤ると、HR/HMのコアなファンから拒絶反応を示される事もある。それがより自然な形で表現されてこそ、誤解も解かれ、ピュア・ロックの立派な側面として成立するものなのだ!
今回のエクストリームも、自ら「ファンク・メタル」と名乗るバンドだが、彼等は、正にR&B、ソウルのグルーヴ感をナチュラルに捉えたバンドである。
メンバーそれぞれの好みは幅広い。'70年代のポップスやソウル、ロックに精通していて、彼等のサウンドにR&Bやソウルの感覚がいとも簡単に消化されている為無理が無い。1stアルバムの「キッド・イーゴ」のリズム感や「マダー」のポップ・センスは、エクストリームの音楽性が理屈じゃなく、体に染み付いているものだという事を表している。
そのエクストリームの2ndアルバム「ポルノグラフィティ」なんだが、曲のヴァリエイションが豊富であり、自分達のポリシーを更にクリアにしている。また、テクニックに裏付けされたパーフェクトなプレイが印象的で、特にギタリストのヌーノ・ベッテンコートのギター・ワークには、今更ながら感嘆させられるものである!ハード・チューンから、ポップ・バラード、ファンキー・ナンバーまで、楽曲を壊す事無く器用に使い分け、それぞれのサウンドに馴染む様に細心の気を配りながら弾いている。
既に、日本のファンや、ギター・キッズには、ヌーノの実力は定評があるが、彼は世界でもバンド・ネイム以上の注目度を集めているのは周知の事だろう。
フランク・ザッパの息子、ドゥイーズィル・ザッパのアルバムをプロデュースしたり、ジャネット・ジャクソンやリアーナの曲でギターを弾く等、その手腕は各ミュージシャンからも高い評価を得ている。
ヌーノのこうした個人的な華々しい活躍から、ますます彼1人にスポット・ライトが当たりそうだが、間違ってはならないのは、エクストリームはヌーノだけで盛っているバンドではないという事だ。
特に、エクストリームのファンキーなサウンドの要ともなるリズムを叩き出すポール・ギアリー(3rdアルバムまで担当)や、それを増幅させるパット・バジャーのグルーヴ感を決して打ち消す事なく、逆にそこを強調してみせる技をヌーノは持っている。ゲイリー・シェロンのクリーン・ヴォイスからのシャウトや綺麗な裏声等、多彩な表情を見せるヴォーカル。
つまり、このバンドは誰1人欠けても、こうしたオリジナリティ溢れるサウンドはクリエイト出来ないという事になる。あくまでベースになっているのは、彼等の曲創りのセンスとバランスの取れたプレイにあるのだ。
このアルバムに限って、どの曲をとってもシングル・ヒット出来そうな程、各曲のクウォリティは高い!
全米ファースト・シングルの「デカダンス・ダンス」や「スーズィー」、全米1位の「モア・ザン・ワーズ」に続いて、全米4位の「ホウル・ハーテッド」といった曲に彼等の実力と凄味を改めて感じてしまう。
エクストリームの奥行きの深いそのサウンドは1度虜になったら、もうヤミつきである!スケイルの大きな体感するロックの具体像を彼等は明確に呈示してくれた。
彼等の成功により、改めてR&Bやソウルの楽しさ、奥深さを知るファンも増えるだろう。
正に、エクストリームは全米を代表するピュア・ロック・バンドというに相応しい!
Climbing to the top
Never gonna stop
It's the same old song and
One,two,three n' dec-a-dance


