ROCK 'EM ALL SERIES
書くネタが無いし、マーヒーなんでいきなり「ロックだらけ」シリーズやっちゃいます。汗
今回のバンドは、ヘヴィメタ?ハード・コア?いやいや、どっちもだよ。パンテラさん!
<ギッザギザに尖った音塊の凶暴さは人間万事の感覚器官を激しく衝動する究極のヘヴィネス>
パンテラは81年の夏にテキサスで結成された。当時のメンバーはダレル・アボット(後にダイアモンド・ダレル、ダイムバック・ダレルと改名~左から2番目のギタリスト)とその兄のヴィニー・アボット(後にヴィニー・ポールと改名~1番右のドラマー)、レックス・ロッカー(後に単にレックスと名乗る~1番左のベーシスト)、テリー・グレイズ(後にテレンス・リーと改名~ヴォーカル)。
83年に1stアルバム「メタル・マジック(日本未発売)」をリリース。発売元は自主制作レーベルのメタル・マジックから(以下暫く同じ)だったが、日本への流通経路もしっかり整えられていた。
地元を中心にしたライヴをやりながら、84年「プロジェクツ・イン・ザ・ジャングル(日本未発売)」、翌年「アイ・アム・ザ・ナイト(日本未発売)」を発表。ヴィディオを作ってレコード会社に送ったりと、コンスタントなリリースをしていった彼らの名は、徐々に知れ渡っていく。
しかしその後、音楽的な方向性の違いからテレンスが脱退。新ヴォーカリストが固まるまで時間を要し、最終的にミズーリ州出身のフィリップ・アンセルモ(右から2番目のヴォーカル)に決定。88年に発表した「パワー・メタル(日本未発売)」により、多数のビッグ・レーベルからのオファーが舞い込み、パンテラはアトランティック・レコード系列のアトコと契約したのである。
そして90年、満を持してメジャー・レーベル第1弾の「カウボーイズ・フロム・ヘル」をリリースし、90年代のヘヴィ・ミュージックの幕開けを告げたのである!その後、当時人気だったスキッド・ロウの全米トゥアーのオープニング・アクトに抜擢され、ジューダス・プリーストとのヨーロッパ・トゥアーに同行し、AC/DC、メタリカ、ブラック・クロウズらとモスクワでイヴェントを行う。その勢いのまま、92年に「ヴルガー・ディスプレイ・オブ・パワー(俗悪)」をリリース。欧米日を廻る長期トゥアーを行いつつ、「バッフィー・ザ・ヴァンパイア・キラー」、「ザ・クロウ」といったサントラ盤に参加(後者にはポイズン・アイディアのカヴァーを提供)。フィリップはクロウバーのアルバムのプロデュースも行った。
そして94年に「ファー・ビヨンド・ドライヴン(脳殺)」をリリース。全米チャート1位となった!リミックス等で構成されたEP「ウォーク」も続けざまに発表。そして96年に「ザ・グレイト・サザーン・トレンドキル(鎌首)」、97年にライヴ盤「オフィシャル・ライヴ・101・プローフ(ライヴ~狂獣)」をリリースした。
現編成になってからのパンテラの魅力は、ヘヴィ・メタルへの愛着が強いダレルを始めとする演奏陣と、フィリップとの奇跡的なブレンドにある!
なおフィリップは、C.O.C.やアイ・ヘイトゴッドのメンバーらとのプロジェクトである「ダウン」の一員であり、AxCxの「40モア・リーズンズ・トゥ・ヘイト・アス」やヴィジョン・オブ・ディスオーダーの「インプリント」へゲスト参加。この辺の人脈があまりにも素晴らし過ぎなのだ。そして、ヴィディオ作品におけるイノセントなバカっぷりも忘れてはならない!
ちょっと補足しときますぜ!
この後、フィリップは兼ねてから摂取していたヘロインにより生死の境をさ迷い、何とか一命は取り留めたが、これを機にメンバーとの関係が悪化していった。そして、フィリップが自身のプロジェクトに費やす時間が多くなってきた為、バンドは解散を決意。ダレルは、兄と一緒に「ダメージ・プラン」を結成し、ベーシストのレックスはフィリップの「ダウン」に加入した。
しかし、2004年12月8日。ダイムバック・ダレルはライヴ中に精神疾患のある熱狂的ファンに、ステージ上で頭を中心に4発の銃弾を浴び殺されるという衝撃的な事件が起こってしまう!犯人は計15発の銃弾を発射し、客や警備員3名が死亡、負傷者2名という惨事になった。犯人はその後、警官により射殺された。後の捜査で犯人の自宅からは、「パンテラを解散させたのはヤツのせいだ!」等という日記が見つかったという。
フィリップとレックスは、ダレルの家族から葬式には来ないでほしいと拒否られた。2人共、葬式会場には行ったが、やはり葬式には参加出来なかったという。
フィリップは、「後味悪い別れ方をしてしまった。この関係を修復出来ないままアイツが死んでしまったのが残念でならない。アイツは俺の親友だった。」と、悔いの残るコメントを残している。
奇しくも、殺害された日はジョン・レノンの24回忌だったそうだ。
脳殺のジャケットって額にドリルが刺さってるが、本当はア〇ルに刺さったジャケットだったらしいが検閲に引っ掛かったらしく、あのジャケットになったんだそうだ。
もう1つの画像は、ダレルの若かりし頃のレア物!彼は、キッスの大ファンでした。
いやぁ、衝撃も衝撃でしたよ、この事件は。確か、めざましテレヴィでもこのニュースやってた様な気がします。ホント残念です。
パンテラさんのライヴ・アルバムはヤバいよ、マジで!
個人的にはこのアルバムがベスト・アルバムと言っても良いぐらいの出来です。オーディエンスの声がものスゲェー入ってるので、ライヴの臨場感がパねぇっす!これもバンドのギターの子から貰ってパンテラを知りました。
<オフィシャル・ライヴ・101・プローフ(ライヴ~狂獣)>/97年発表
96~97年のアメリカでの「トゥアー・キル」というトゥアーから選ばれたライヴ・テイクを中心に構成され、新曲を2曲最後に足したCD。プロデュース&ミックスはヴィニー&ダレルだが、当然あらゆる面で「俗悪ライヴ」よりもクオリティー・アップである。1度曲をキチッとした形で残したい故かスタジオ盤だと整合感も重視しているようだが、これはもう汗も唾も渦巻く野卑仕上げ。曲を崩しているわけではないし、歓声は別として、激震する音はまるでライヴ・ハウスで録ったかのごとし!潰れたギターが特に粗暴!訳分からんフラストレーションが揺れて不安定にブチ切れるフィリップが喋くる曲間の俗悪MCも聴きどころ!ハード・コア・メタル総括盤と呼ぶにしても濃過ぎである!!!!!
俗悪のリリース20周年記念のリマスター盤が発売中であります!
ジャケットの様に殴られろ!!!!!
thank you very fuckin' much

