面白戦争エピソードファイル<2>
去年、日本で映画「山本五十六」が公開されていましたね。真珠湾攻撃を指揮した長官です。
実は、彼もアメリカの強さを戦う前から知っていた人物で、最後の最後まで開戦を反対し続けていました。しかし、到底上層部に理解はしてもらえず、山本五十六は遂に決断に至ったが、上層部に対してこう言い放った!「半年は、暴れて見せましょう。しかし、それ以降はどうなるか保証出来ませんよ。」
そして、この言葉通り日本は、1年も持たない内にアメリカに押され始めるのである。
では、今日は第2エピソードという事で、今回は「ドイツ軍にはエースがいっぱい」です。
ドイツ軍は強かった!それは間違いない事だ。特にトップエースと言われる撃墜王や、戦車戦エース等では、他国の追随を許さないブッちぎりの連中がゴロゴロしている。空軍では352機撃墜のエーリッヒ・ハルトマン少佐を筆頭に、200機以上撃墜のエースが10数人、100機以上撃墜に至ってはそれこそ100人を優に超える!史上、ルフトヴァッフェ(ドイツ空軍)以外に100機以上撃墜した者が1人もいない事を考えれば、これがいかに突出したものであるかはお分かり頂けるだろう。また、世界最強のスツーカ乗り、ハンス・ウルリヒ・ルーデル大佐は戦車519輛、戦艦、巡洋艦、駆逐艦を各1隻ずつ、船艇100隻以上、車両1000台以上、撃墜9機という怪物じみた戦果を上げている!
地上に目を向けてみても、有名な138台撃破の戦車エース、ミヒャエル・ビットマンSS大尉の他、150輛撃破のオットー・カリウス装甲兵中尉等、こちらも100輛前後撃破の戦車エースがゴロゴロしている。また、ドイツには戦車兵でなく、摘弾兵や猟兵といった歩兵の中にも、戦車10両以上撃破で、騎士鉄十字章を受けている者が大勢いる。他の国には戦車戦のトップエースでも30輌を超える者は殆どいないと思って良い。ドイツ軍猟兵の中には1人で13輌撃破しても、騎士鉄十字章を受けていない者すらいるので、そういう者まで考えに入れると、いかに強かったかが分かる。大ドイツ帝国は、崩壊するその瞬間まで、連合国将兵にとって、正に恐怖すべき存在であったのだ!
だが、この恐るべきトップエース達の存在がまた、ドイツが敗北した理由をも端的に表している。単純に計算すれば分かるが、200機撃墜のエースがいれば、それだけで1~2個航空軍が全滅するのである。まして100機撃墜のエースが100人以上いれば、10000機以上の敵機が撃墜される計算になる。特に生産量の少なかった日本に当て嵌めると、この百数十人だけで日本の全戦闘機生産量の9割以上が無くなってしまう。カリウスとビットマンの撃破数を合わせれば、ケーニヒスティーゲル(ティーガー)の総生産量より多い。ルーデルの戦果に至っては、1人で2個機甲師団と1個分艦隊を全滅させている計算になる。それでも、ドイツの空は敵機に覆われ、見渡す限りのTー34戦車が地を埋めつくした。
これは日本にも言える事だが、昭和17年当時、ラバウル航空隊の30機余りの戦闘機が1ヶ月間の戦闘で240機撃墜、全機帰着という結果を出している。それでも帝都はBー29に覆われた。一部の人達が考えている様に、ドイツがどんなに超兵器を開発しても、弾よりも多い敵には勝てない。敵にしてみればこの連中こそが超兵器だろう。そして、この圧倒的底力の殆どはアメリカだった。イギリスもソ連も、自国だけではドイツに抗しえなかった。両国共、アメリカが対ドイツ参戦前から送り続けた、殆ど無限とも思われる量の、援助物資によって第二次世界大戦を戦い抜いたのだ!。
俺から言わせてみると、ドイツも日本も良い人材がいたのに、戦場に立たない上層部のバカ共が現場を見ずに、情報や地図上でしか物事を考えなかったから負けたんだと思うよ。今の社会と何ら変わらないと思うしね。しかも、両国共々、仲間割れがドイヒー!まぁ、それだけが原因じゃないけどね。
アメリカってどれくらいの資源があったんだろうねぇ?
無敵を誇ったドイツの重戦車ティーゲルⅡも、物量に勝るアメリカを止められなかったし、ドイツ兵器は機械の芸術品の様な物が多く、量産には向かなかったみたい。
ドイツの強さ=彼等の様な兵士だったのかもしれないねぇ。
山本五十六の語録にこんなものがある。
「兵士を100人養うは、ただ平和を守る為である。」
戦う為じゃない、平和を守る為なんだと。今の自衛隊の様な考え方だったんだねぇ。う~ん、深い名言ですなぁ!
さて、次回は「IF(仮想)戦記」を予定してます。
アクセスはそのまま!
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