HIP HOP culture | Diarios de Varrio

HIP HOP culture

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案外、知られていないであろうヒップホップについて。
1970年代、アメリカのニューヨークはブロンクス区で、黒人とヒスパニック系の住民達が始めた、音楽をかけて踊るブロック(区)・パーティーが起源とされる。極貧区でのこのパーティーの電力源は、街灯から違法に引っ張って来ていて、その近隣の家では停電が発生していた。しかし地元警察は、人が多く集まる所では犯罪は起きないだろうと考えていたので、特に注意する事も無かったという。
ヒップホップとは黒人カルチャーの総称であり、音楽だけを指すものではない。
ヒップホップは、ラップ、DJ、ブレイクダンス、グラフィティの4つの要素で成り立っていて、アフリカ・バンバータがこの要素に「知識」を加え、更に、KRS・ワンが「ビートボックス」と、ストリートカルチャー「言葉」、「服装」、「起業精神」を加え、最大で9つの要素で成り立っているが、基本的には最初の4要素が重要とされている。
元々は、ギャング達が縄張りの情報交換やギャングの抗争を無血で終わらせようとした運動が4要素の基盤とされている。なので、グラフィティ以外は「バトル」という言葉がよく使われる。
グラフィティは、アートとして評価される事もあるが、大半は街の景観を壊すと共に、ヨーロッパでは世界遺産等の建造物へのタギングが社会問題となっている。
ギャングという言葉は、昔から使われており、意味は荒々しい労働者を指すので、黒人だけを指すものでは無いが、良い意味でも無い。
1974年の11月に、ヒップもホップも躍動するという事から、現在でも11月は「ヒップホップ・ヒストリー・マンス」という祝賀月間があり、各地でパーティーが催されている。
パーティーと言えばクラブ!?
当時のアメリカでは、黒人やゲイの集まり場として差別的な扱いを受けていたが、その一部の人が、その様な差別の少ないヨーロッパへ持ち込み大当たりした。故に、今日のヨーロッパのダンス・ミュージックの盛り上がりはこれに由来する。今のアメリカのクラブシーンも差別的なものは無い。
地域による呼び方。
ウェストサイドは、ロスェンジェルスのキャリフォルニア州全般を指し、その中の南方サンディエーゴをサウスサイドと呼ぶ。イーストサイドは、ニューヨークとその近隣の地域を指す。ノースサイドという言葉は、殆ど使われていない。あと、「サイド」の代わりに「コースト」という呼び方があるが、意味はさほど変わりは無い。
黒人達の服装について。
1990年代のヒップホップ・ファッションと言えば、腰パンでダボダボのオーヴァーサイズのセットアップ。これは、刑務所の服装規則が原因という説が有力視されている。
刑務所では、自殺防止や武器開発防止の為にベルトは支給されていなかった。なので、自然と垂れ下がるのだ。トップスもワンサイズしか無く、しかも大きめ。といった事から、社会への反骨、受刑者への羨望等からくる考え方がファッションに大きく影響している。実際は、貧困から成長後も着られるようにと、与えられたとも言われている。
アメリカでは、腰パンをSAGGER(SAGは垂れ下がったの意味)と呼ばれ、現在のローライズのパンツとは全くの別物であるので、ローライズは腰パンの影響があるとは言えない。あと腰パンは、もはや先端的なファッションでは無い!
最近のヒップホップ・ファッションは、ジャストサイズかワンサイズ上で着る人が多く、見た目ではヒップホップ好きなのかもよく分からない。俺的な見分け方としては、Tシャツのデザインや小物、NEW ERAのキャップを被っているかで判断するしかない。でも、違うんだろうなぁ。
海外のアーティストは、自分のジャンルのルーツを勉強すると同時にリスペクトしている。せめて、自分が好きなジャンルの基本的な知識は持っていて欲しいよね。
日本人もさぁ、アメリカやヨーロッパのマネばかりするのでは無く、日本のルーツを基盤とした新しい物を作り出して欲しいもんだよねぇ。流行りやカッコ良さだけを追求しても何の意味も無い!日本人が作り出したモノでは無いからな!
画像は、ハーフィーズというLAギャングの現役メンバー<コネホ>の貴重なプライベートショット!
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