あなたの足音が聞こえたとき、とてつもない安堵感に包まれた。
なんだか満ち足りた気がした。

生きている。
同じ空気を吸っている。
それだけで良いよ。

ずっと寂しかったんだ。気持ちは増えるのに会えないから、貯金は反比例していった。
きっと会えるにしてもわたしは自分にご褒美をあげただろうけど、それとはまた違う悲しさが漂っていた。

ただ寂しかったんだ。でも他の人じゃ駄目だった。
だからいまこうしていることが心底嬉しいんだ。
はやくドアをあけて、わたしの領域に入って来て欲しい。
臍下の秘め事
快楽イズ暗がり
コンディションはパーフェクト
世界へさあどうぞ

目なんて瞑らなくたって
ここから先は暗闇
光なんて見えなくていい
いつまでも隠れて居ましょう

臍下の指先
快楽イズ六感
愛と身体はニアリーイコール
指定席はこちらです

これ以上
あげるものなんてない
暗闇で彷徨ってね
わたしは誘蛾灯
いつだって愛は盲目
世界へさあどうぞ
負けたくないから 涙を堪えた
にじんでる世界

何も言わない君から
さよならくらい 聞きたかったよ
瞼はあの日以来 禁忌ばかり追うの

わたしの世界は狭くて
あなたの世界は広すぎて
追いつけない 追いかけられない
続かない口は
今宵も宙を舞う言葉
掴えられず

真っ白の画面から 伏し目の思い出
ゆがんだよ宇宙

何も言えないわたし
触れることも 躊躇している
追いかけない もうこれ以上

綺麗事ばかりを集めていられない
今宵も夜の帳が開いて終う
ぼやけてる世界