そう、それは威嚇ともいう。
「わたしのモノだから触らないで」という無言のプレッシャー。
女同士でしかわからない信号。警告。戦闘。

ケース1:
女「写真とってもらえますか?」
彼「いいよー」
マ「あ、撮りましょうか(にっこり)」

ケース2:
女「あ、マレさんですか?わたし◎◎です~」
マ「あらまぁ、いつもお世話になっております!」
この場合の締めはいつも「今後ともよろしくお願い致します(にっこり)」


「宅の主人が…」「わたしの彼が…」なんて絶対口に出さない。
口に出す時点でそれは自信がない威嚇になってしまう。
だからわたしはにっこりと笑う。それだけで十分。



いつも彼は言う
「マレは優しくて気が利く子だ」

わたしが焦燥感にとらわれて
悶々とぐるぐるとしてるところなんて
彼にはきっと想像もつかないのだろう。
ははは、傑作。
わたしの静かな威嚇に気付かない馬鹿な彼が
愛おしすぎてどうしようもない。

どうせ人間なんて存在は無に帰すのに
なぜその経過をあがいてしまうのかしらね。
最期にはどうせ一人だって解っているから
経過は常に誰かといたいのかもね。
でも絶対口には出さない。
にっこりと笑えば、それで充分。