車窓から見える空
泣いたつむじ風が葉を揺らす
顔の似た家々が通り過ぎる
みつけたのは わたしの熱

君の深く低い声
せまい部屋に響いている

行き場のないわたしの熱を
君はさらりと受け止めるから
最期にはいつも泣いてしまうんだ


燻らすたばこの灰が
濡れた路面におちる音
顔の似た家々を通り過ぎる
きっとどれとも似た わたしたち

君の暗く翳る頬
せまい部屋では輝いている

逃げ場のないわたしの愛を
君はさらりと受け止めるから
最期にはいつも

行き場のないわたしの熱を
君はさらりとかわしてるから
最期にはいつも
わたしだけが汚れてしまうんだ