[昇華]
いつになっても思い出すのは 16歳のあの日
救われたのかもね 君が近くにいてくれて
いつになっても思い出すのは 17歳のあの日
焦ってたのかもね 君が遠くなりそうだから
いまでも手紙が届く夢を見るよ
未練がましいわたしが嫌い
いまでも寝息が聞こえる夢を見るよ
幻想にとらわれたわたしが嫌い
17歳のあの夜 幸せだったな
君が隣で笑っていて
17歳のあの朝 苦しかったな
聞いたことない声だったから
いまでも誰かに手紙を書いているの?
半端な優しさの君が嫌い
いまでもあの約束は覚えているの?
半端な約束した君が嫌い
わたしの目にはもう君がいない
わたしが嫌い
君の目にはもうわたしがいない
------------
[あおいビン]
碧いびんは割れた
遠くで音がした
目を瞑って 碧いびんを思い出す
海のような 砂のような
さらさらした 碧い水
きれいだった たぶん
紅いびんは割れた
足元で割れた
目を瞑って 紅いびんを思い出す
涙のような 音のような
きらきらした 紅い水
欲しかった ずっと
時が経てば紅い水も 碧い水のように
きれいだったと言える日が くるの?
--------------
[恋愛裁判]
あなたからの電話に 黙秘権を行使します
あなたからのメールに 黙秘権を行使します
それでも今日も ふとした瞬間に
あなたを気にしてる
なんだかすごく 敗訴した気分
--------------
[1740]
指先も冷える風に 凍えていたね
端と端に座って 言葉も出なかった
はじめて触れたのはコート越しの背中
離れたくないのに 言葉も出なかった
それでも近付いて 蒸し暑くなる頃は
あなたの隣 歩けるようになった
ちいさな温もり離したく無かったけど
わたしの心を おおきな不安が被ってた
季節は流れて あなたは離れて
また端と端に座るけど
もう言葉は出なかった
離れたくないのに 涙も出なかった
--------------
[薄れる ゆれる]
忘れたくないと思っていたものが
薄れていくのに気付いた時
ひどく悲しくなって 走ってあの場所まで行って
それでも忘れかけていて
ただひたすら思い出そうとしてた
思い出そうとする時点で その記憶は流れているのだ
お願い だれか忘れたくない気持ちをひきとめてよ
--------------
[返却不可]
わたしにはたくさん大事なものがあって
それは家族だったり友達だったりするわけで
その中にもう君は含まれないはずなのは確かで
「さっさと返すもん返してサヨナラしようよ」って言いたいのだけれど
君もわたしと同じようにたくさん大事なものがあって
それは家族だったり友達だったり新しく好きになった子だったりするわけで
「その中にもうおまえは含まれてないんだよ」って言われたら
やっぱり少し苦しい気持ちがするんだよね
だから言えないんだ
借りたもの返してさよならなんてできやしないんだ
気持ちは返せない どうやっても
気持ちは返せない
---------------
[むしあつい日]
ほら 見てよ
雨が止んだ
手をつないで外に出よう
もう 外は
すっかり暑くて
右の指は焼け付くよう
ほら 感じてよ
頭がくらくら
してくるような日ざし
ごめんね
本当は夏なんて嫌い
散歩が好きなんて嘘
ただ あなたが好きなだけよ
--------------
[アルデバラン]
月が星を食べるように 侵食される体
目では見えないけれど
じわり じわりと
月のように きみが入るからだ
『わたしよ、このまま飲まれてしまえ』
目には見えないけれど
するり するりと
月のように きみが離れるからだ
ほら また暗闇
いつになっても思い出すのは 16歳のあの日
救われたのかもね 君が近くにいてくれて
いつになっても思い出すのは 17歳のあの日
焦ってたのかもね 君が遠くなりそうだから
いまでも手紙が届く夢を見るよ
未練がましいわたしが嫌い
いまでも寝息が聞こえる夢を見るよ
幻想にとらわれたわたしが嫌い
17歳のあの夜 幸せだったな
君が隣で笑っていて
17歳のあの朝 苦しかったな
聞いたことない声だったから
いまでも誰かに手紙を書いているの?
半端な優しさの君が嫌い
いまでもあの約束は覚えているの?
半端な約束した君が嫌い
わたしの目にはもう君がいない
わたしが嫌い
君の目にはもうわたしがいない
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[あおいビン]
碧いびんは割れた
遠くで音がした
目を瞑って 碧いびんを思い出す
海のような 砂のような
さらさらした 碧い水
きれいだった たぶん
紅いびんは割れた
足元で割れた
目を瞑って 紅いびんを思い出す
涙のような 音のような
きらきらした 紅い水
欲しかった ずっと
時が経てば紅い水も 碧い水のように
きれいだったと言える日が くるの?
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[恋愛裁判]
あなたからの電話に 黙秘権を行使します
あなたからのメールに 黙秘権を行使します
それでも今日も ふとした瞬間に
あなたを気にしてる
なんだかすごく 敗訴した気分
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[1740]
指先も冷える風に 凍えていたね
端と端に座って 言葉も出なかった
はじめて触れたのはコート越しの背中
離れたくないのに 言葉も出なかった
それでも近付いて 蒸し暑くなる頃は
あなたの隣 歩けるようになった
ちいさな温もり離したく無かったけど
わたしの心を おおきな不安が被ってた
季節は流れて あなたは離れて
また端と端に座るけど
もう言葉は出なかった
離れたくないのに 涙も出なかった
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[薄れる ゆれる]
忘れたくないと思っていたものが
薄れていくのに気付いた時
ひどく悲しくなって 走ってあの場所まで行って
それでも忘れかけていて
ただひたすら思い出そうとしてた
思い出そうとする時点で その記憶は流れているのだ
お願い だれか忘れたくない気持ちをひきとめてよ
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[返却不可]
わたしにはたくさん大事なものがあって
それは家族だったり友達だったりするわけで
その中にもう君は含まれないはずなのは確かで
「さっさと返すもん返してサヨナラしようよ」って言いたいのだけれど
君もわたしと同じようにたくさん大事なものがあって
それは家族だったり友達だったり新しく好きになった子だったりするわけで
「その中にもうおまえは含まれてないんだよ」って言われたら
やっぱり少し苦しい気持ちがするんだよね
だから言えないんだ
借りたもの返してさよならなんてできやしないんだ
気持ちは返せない どうやっても
気持ちは返せない
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[むしあつい日]
ほら 見てよ
雨が止んだ
手をつないで外に出よう
もう 外は
すっかり暑くて
右の指は焼け付くよう
ほら 感じてよ
頭がくらくら
してくるような日ざし
ごめんね
本当は夏なんて嫌い
散歩が好きなんて嘘
ただ あなたが好きなだけよ
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[アルデバラン]
月が星を食べるように 侵食される体
目では見えないけれど
じわり じわりと
月のように きみが入るからだ
『わたしよ、このまま飲まれてしまえ』
目には見えないけれど
するり するりと
月のように きみが離れるからだ
ほら また暗闇