夜風が開けっ放しにした窓から
暗く静かな部屋に入ってくる
わたしとあなたの隙間にある
なまぬるい柔い肌を撫でるように

いっそのことひとつになってしまえば
こんな事で泣かずにすむのに
いっそのこと嫌いになってしまえば
こんな事なんでもないはず

月の光りだけがぼんやりと
暗く静かな部屋を照らしている
わたしとあなたの背中にある
夜露のような汗を輝かせるように

いっそのこと貪ってしまえれば
こんな事で泣かずにすむのに
いっそのこと嫌いになってしまえれば
こんな事も笑えてしまうはず