始発電車はゆりかごのように
薄紫の空をぬけてゆく

やさしい光が車窓に満ちて
次の夜へのはじまりをつげる

まだ眠っていて良いよ

夜は長すぎるけれど
朝だってじゅうぶんに長いんだから
ただ気付かなかっただけ

ストライプのような色して
黄色がカーテンをうめていく

白い頬にも陽がさして
夜のドラマにさよならをつげる

まだ眠っていて良いよ

すごく疲れたようだけど
なげかける言葉はいつだって暖かいから
ただ君に笑ってほしいだけ

たくさんの小さな願いと
たくさんの夜のおわりをのせて
始発電車は薄紫の空をぬけてゆく
ゆりかごのように