梅雨明けの赤い景色にむせかえる遊具
離れたブランコに腰掛けている

いつだって不機嫌は伝染する
幸せもそう
交代で逃げあっては
どこかで解決の糸口をさぐっている

似ているからこそのぐらつき
真夜中のベンチ
お喋りする気にはまだなれない

こんな時は気楽さすら起爆する
わかってはいるけど
交代で向き合っては
どこかで仲直りの言葉を求めている

行き場のないぴりぴりを
無くしてくれるのはいつもの友達
夏の朝の澄んだ太陽みたいに
濁りのない魔法を2人にかける

「なんで怒ったんだっけ?」「忘れた」
仲直りの言葉はときに不思議な形であらわれる
でもわたしたちはそれでいいね
手をつないで
朝日のなかを通って帰ろう