先日、中国人元労働者と三菱マテリアルが第二次世界大戦中における、いわゆる「強制労働」について
「和解」した、とのこと。
三菱側が元労働者一人当たり10万元(約170万円)を賠償することで和解に至った。
但し、現時点での賠償対象者は3765人でその賠償総額は約64億円にのぼる。


金額の大小はさておき、今回のこの一企業の和解劇、今後の日本にお~きな課題を押しつける結果を
招かないでしょうか・・・。
戦後日本政府は一貫して中国やハントーの人たちからの「強制連行、強制労働」賠償請求に
応じませんでした。
というのも、中国、ハントーとは日中共同宣言および日韓基本条約で戦後賠償は放棄する旨が
うたわれており、したがって賠償問題はそもそも存在しない、というのが今までの日本のスタンス。
ですので、ハントーの人なんかは何を血迷ったか自分の国の裁判所で当時の日本を裁判、
「日本、有罪!」
なんてことしてる・・・。
そーゆー経緯は当然知っての三菱マテリアル、今回の和解が一企業だけで収束するとは
思わないハズですが・・・。
そもそもこのような戦後賠償を民間企業が国家に代わって話しつけるってのはいかがなものか。
さらに言えば、当時4万人とされる中国人強制労働者ですが、日本の戦況悪化にともないそれだけの
中国人を連行したってことだけど、当時日本の輸送船はことごとくアメリカ潜水艦に沈められ、
前線の日本部隊は補給を断たれて全滅した、というのはよく聞く話。
そんな中、中国人を大陸から4万人も本当に連行できたんでしょうか?
元来、日本人ってのは「終わったことは水に流す」性分、いいところもあるけれど、
歴史を詳しく知ろうとしない、という悪い側面があり、そこが国際社会で戦後日本が叩かれる弱点と
なっています。
三菱マテのような当時の流れをくむ企業は他に20社ほどあるらしい。
これらの企業も今回の影響を少なからず受けるであろう事は想像に難くない。
民間の一企業に端を発した問題がやがて広がり、国家間問題に発展する可能性は十分あります。
さらに中国が認められたんだからウチも、ってことでハントーも出てくる。
三菱マテ、ホ~ントなに勝手なことやってんのよ!って言いたい。
謝っていいのは相手が真人間である場合に限ります。
いやはや当時の日本人が現状をみれば一体我々の子孫は何やってんだって思いますよ、きっと。
しかも戦後70年経っての話、未来永劫続ける気なんですかね、まったく。
つづく