去年はさぼって添え木もぜず、固定しなかったので花が満開になる前に、あえなくそのヒョロ高い体が
 
すっかり地面にコケてしまった皇帝ダリアさん。
 
今年はしっかりウチの相方が固定してくれていたので3m以上に成長、綺麗な花を咲かせてくれました!
 
 
イメージ 1
仰ぎ見るほどにそびえ立つ皇帝ダリア。ミツバチさんが忙しそうでした。
 
 
ここ数日、ウチの家の塀を乗り越えてたくさん薄紫のキレイな花が見えるので、
 
道行く人が立ち止まって観察してくれてます。サーチ
 
ただこの皇帝ダリア、すごく背が高いのにその茎はスカスカなんです。
 
花が散ってしばらくするとすぐポキって折れてしまいます。
 
サクラじゃないけど潔いというかモロいというか・・・。
 
「また来年がんばってね」と言いながらその屍をさっさと撤収します。DASH!
 
 
さて、先日の「パリ同時多発テロ」以来、世界の首脳はテロ撲滅にむけて一層の連携をはかり、
 
ISに対し妥協無き攻撃を加えるようです。
 
日本のメディアはもちろんのこと、欧米の主たるメディアもISや今回のテロ行為に対する論調
 
はほぼ同じ、犠牲者120人以上を出したパリのISテロは断じて許せない、ISの根絶は必定、
 
さらにシリア・アサド政権の速やかな退陣、です。
 
今年初めのシャルリー・エブド、さらに今回の同時多発、フランスはこの一年で2回もの
 
世界を揺るがす襲撃事件に遭ってしまったのでISやテロに対する今の論調は理解できます。
 
ただですね、そもそも何故フランスが狙われるのか、っていう点にはほとんどメディアは
 
フォーカスしていないのでは・・・。
 
イメージ 2フランス空軍によるIS、シリア空爆に何の疑問も感じないのですか?
 
 
オスマン・トルコが滅亡後、その土地を勝手に英仏で統治、シリア地区を統治下に治めたフランスは
 
そこでの利権を欲しいままにしました。
 
その後ナチスドイツに敗れたフランスは仕方なくシリア地区を手放しましたが、シリア国として独立した後も
 
欧米の中東エネルギー戦略の一環として常に周辺国同様、内政干渉し続けました。
 
隣国のイラクに至っては、今となっては全くのデタラメだった「大量破壊兵器」を理由に一方的な欧米に
 
よる攻撃を受け、フセイン大統領は絞首刑にされてしまいました。
 
後の「アラブの春」によりチュニジアやエジプトの独裁政権が崩壊、リビアのカダフィ大佐も殺害されました。
 
その流れが現在のシリア内戦へと続きます。
 
私たち日本人にとって「軍事独裁政権」って聞くと非常に悪いイメージがあります。
 
「圧政に苦しめられる国民」、「何かとすぐに戦争を起こす」・・・みたいな。
 
しかし、・・・それは違いますよね。
 
長い間、欧米の統治下にあった国、ほとんどの場合そこに住む人の生活は貧しく、ろくに教育も
 
受けられなかったわけなので欧米がとりあえず去った後、独立国としてそーゆー国民をまとめるにはとりあえず
 
軍事政権として、一つの方向性を示すのが一番いいんだと思います。
 
つまり欧米がやりたい放題、荒れ放題にした後、中東アラブ諸国やアフリカ諸国は軍事政権(傀儡かも
 
しれませんが)を擁立し、必死に将来のためにがんばってきているのです。
 
今は亡きフセイン大統領も国内問題解消のため非常に尽力した人物、という側面もありますし、
 
シリアのアサド大統領など非常に穏健でまっとうな人物のようです。
 
そんな経緯をふまえ、あらためて今回のパリでの襲撃→シリアへのさらなる空爆を考えるとまた
 
違った様相が見えてこないでしょうか。
 
イメージ 3
毎日欧米、ロシアから空爆されるシリア。どれほどの犠牲者が出ているか想像できますか?
 
 
パリでの襲撃は120人以上の犠牲者がでた模様ですが、その後のシリア空爆では既に
 
2万人以上の犠牲者がでているとのこと。
 
パリの犠牲者の命は尊くて、シリア人はそうじゃない、このところのメディア報道には
 
そんなメッセージすら感じます。
 
上の写真でもおわかりですが、その破壊力はパリ襲撃のものとは桁違いのものです。
 
これがほぼ毎日、至るところで起こっているのです。
 
犠牲者の多くは原型をとどめていないでしょう。
 
私にはフランスをはじめとする欧米各国が弱小国に対し、
 
「オレたちに刃向かうとこうなるんだぜ!」
 
と言ってるようにしか思えません。
 
そしてそれがさも当然のように報道するメディア、異論を唱えない視聴者・・・。
 
どこか狂ってはいないでしょうか・・・。
 
 
昨日、アフリカのマリの首都バマコでイスラム過激派によるホテル襲撃事件があり、
 
19人の犠牲者がでた模様。
 
マリと言えば元フランス領ですね。
 
2012年、イスラム過激派殲滅のためフランス空軍はマリを空爆、その遠因で同じ過激派が
 
当時アルジェリアのプラント工事で従事していた日揮社員を殺害した事件は記憶に新しい。
 
このブログでも記事にしました。
 
 
今回のパリ、そしてマリでの犠牲者の方々には心より哀悼の意を表します。
 
ただ欧米至上主義、欧米的価値観で物事を判断すれば今後ますます同じような悲劇が繰り返される
 
ことになります。
 
メディアに左右されない、正しい歴史に根ざした判断力、思考力が問われる時代です。
 
どちらが正義で、悪なのか、この程度は判断できるようになりたいですね。
 
 
つづく