す～っかり秋めいて参りましたね～。
今週はず～っと風邪をひいてしまって、気合いと根性で仕事をがんばったご褒美に、明日は相方と二人で
美しい紅葉で彩られた京都を散策する予定・・・だけど、ん～～、どこも人で混雑してそう・・・。
さて先日、某企業のカフェテリアで昼食をとっていると顔見知りの現場のオジチャンが声をかけてきて、
そのまま雑談トーク、その人はパチンコが好きなので
「最近どうなんですか？」
と話を振ると、うれしそうな表情で色々話してくれるのですが私にはサッパリ（？）。
それでもパチンコでは最近ほとんど儲かっていない、ってことだけはわかりました。
私はパチンコって全くしたことがないので詳しくは知りませんが、最近のは電子機器のかたまりみたいで
昔でいうテクニックというものは関係無いらしいのです。
個々のパチンコの「台」任せ、ってことかな。
「じゃぁ、なんでするの？」
って聞くと
「さぁ、習慣というか病気かな（笑）」
だって。
「・・・・・・・・・・・」
ギャンブル依存症って言葉がありますが、あれってその行為中、脳内になにか麻薬的な物資が分泌
されているのでしょうか？
んで、その脳内物質が何度も分泌され、慢性化してくると、少しでもそれが滞ったらもう居ても立っても
いられらくなるのでしょうか・・・。
私はよく自動車で営業先を回っていますが、郊外のパチンコ店の駐車場にはお昼でもたくさん自動車が
ありますよね～。
ま、それはいいんですがここ数年、経済の活性化という趣旨で真剣に「カジノ構想」が検討されていますが、
どーなんでしょうか。
関空エリアとかに誘致、なんて話もありますが・・・・。
カジノ賛成派の意見としてはおそらく、
カジノによりそこに全国や世界からお金が集まり、その地域の商業施設や宿泊の客も増え経済が活性化する、
ってことでしょう。
でも単純に考えて・・・、確かにカジノに遊びに来た人はそこにお金をつぎこみます。
ただギャンブルというのは確率・統計の世界だから単発であるいは短期的な賭けでは勝利できるかも
しれませんが、勝負をある一定数、一定時間やればカジノ側が勝つようにできていると思います。
パチンコも同じでしょ？
そうすると、ある人が１０万円つぎこんで結果として負けた。
カジノ地区では＋１０万円の経済効果がありますが、負けた人は地元に帰って遊びに行く前の
生活水準から－１０万円の生活を始めなければなりません。
当然その人の住んでいる地区では－１０万円の経済損失を被った、ってことになりませんか？
つまりカジノができても日本の富の移動が発生するだけで、日本全体の経済発展にはならない、
カジノ地区限定の経済効果、ってことになります。
ということは、外国人（外国資本）をいかに呼び込むか、ってことしかカジノ効果はないんですよね。
そうなると、外国人を異常なまでに優遇して観光客として呼び込む措置をとるんでしょうね～。
先日から外国人には消費税免税制度ということで、従来免税販売の対象となっていなかった消耗品（食品類、
飲料類、薬品類、化粧品類その他の消耗品）を含めたすべての品目が新たに免税対象になっています。
私たち日本人は消費税増税中なんだけども。
外国人を優遇して誘客するのも必要かもしれないけど、免税で不足した金額は巡り巡って私たち日本人
が補填していることをお忘れなく。
カジノ効果は未知数ですがあまりに外国人誘客に走ると、経済とはまた違った問題がどんどん発生しそう
ですね。
カジノ近くに外国人特区なんてのができたらもう怖くて近寄れませんね～。
つづく
