中国が急に設定した防空識別圏。
尖閣諸島を含む広大な範囲が対象なだけに日本政府も大慌て。
日米安保によりアメリカさまも今のところ日本と協調し、中国の理不尽な行為に反対の姿勢。
先日もアメリカのB52爆撃機2機が当該空域を飛行したらしい。
アメリカさまをバックに日本政府は強気の姿勢、民間機のフライトプランは提出不要とした。
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副機長「いや~、それにしても大丈夫なんですかね~機長。FP提出しなくても・・・。
この空域抜けるまでヒヤヒヤものですよ」
機長 「そりゃー、仕方ないだろ。お上がそう言ってるんだから・・・。」
副機長「そうですけど、外交の不手際のせいでなんで私たちや乗客の命を危険に晒さないといけない
のか、ホント納得できませんね」
機長 「まあ、そう言うなって。この間も米軍機が通過したけど中国は何もしなかっただろ。おそらく
中国のブラフさ。」
副機長「そーかな~。だってアメリカはそうは言いながら民間機にはFP提出させるように指示してるって
いうじゃないですか!」
機長 「だからそう興奮するなって。アメリカも命令系統が複数あるんじゃないか?しばらくすれば
日本と同じくFP提出不要ってことになるさ。なんといっても日本はTOMODACHIだから。」
副機長「・・・・・。」
機長 「・・・・・、オイ!ほら見てみろよ!アメリカの軍用機だよ。たくさん飛んでるじゃないか!
軍用機がこれだけ飛んでも何もしないんだから、我々民間機なんて全然カンケーなし、
無問題、だよ!」
副機長「・・・ん?機長、アレ・・・なんですかね?2機の飛行機・・・。」
機長 「・・・米軍、のじゃないようだが・・・。・・・戦闘機のようだな~、こっちに向かって来てる・・・。
う~ん、中国機だな~」
副機長「ちょ、ちょっとヤバイんじゃないですかね、機長!ロ、ロックオンされてるみたいだけど・・・。」
機長 「あせるな・・・。あ~、管制塔、こちら○○○便。現在××上空にて中国機と思われる戦闘機に
哨戒対象とみなされている模様。至急対応指示願う!」
管制塔「・・・・」
機長 「あ~、管制塔、聞こえてますか?至急回答願う!」
管制塔「・・・ただちに問題なし・・・。」
機長 「あ?」
管制塔「・・・きちんと、しっかり対応せよ」
機長 「へ?」
副機長「機長!中国機が威嚇射撃をしてきました!やつらは本気(マジ)です!」
機長 「そんなバカな!まわりには米軍機もウジャウジャ飛んでるんだぞ!なんで我々だけ・・・。
ん?米軍機の機体になんか大きくペイントしてあるぞ!」
副機長「なになに・・・、米中友好・・・。WE LOVE CHINA
・・・。
機長、米軍機全機に同じペイントしてるみたい・・・です。」
機長 「・・・・・・・・・。」


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米軍機「大佐!さきほど日本の民間機が撃墜された模様です。」
大佐 「・・・そうか。さて、そろそろ我々は引きあげるとするか。」
つづく