なんとなく雨かと思ってたら、結構まとまって雨が降りましたね。
一時は、えっ、台風?なんて感じでしたよ~。
このところ気温は一気に下がって、冬の到来が肌でハッキリ感じられますが、季節とは対照的に
ますますハッキリせず混迷の度合いを増すばかりの日中の尖閣周辺をめぐる問題。
先日中国が急にうちだした自国の防衛識別圏とやら、尖閣諸島を含み大きく日本の領海を
その圏内としていますがコレには諸外国も「それはちょっとやりすぎでは・・・」という印象。
日米も早速中国を非難する声明を出してるようですが、確信犯の中国には想定内のこと。
どこまでドアに足を踏み込めば、日本、というよりアメリカが本気で介入するか、この見極めが今回の
テーマでしょう。

自国の正当性を主張するのはおてのものの中国報道局長。
ところで、小康状態だった日中関係が急速に悪化したのは去年の石原元東京都知事の
尖閣諸島買取の話が出てから。
以前から日中両国があえて触れないタブーだったのかは知りませんが、両国の緊張が
あまりにも急激で、この一年の短期間で後戻りできない状態になってしまっていることに
私は違和感を覚えます。
まずは昔の地図や古文書を出してきてお互いの正当性を言い争ったり、実力行使で上陸、
官・民で領海侵犯、挙句は軍の戦闘機も領空侵犯、無人機を撃墜すれば戦争行為とみなす、
などどんどんエスカレート。
で、今回の防空識別圏。
後は、両国がその重なっている圏内で偶発的に発砲や撃墜・撃沈があれば、どーも極東紛争
のはじまりを待つばかりって感じですよね。
時同じくして、中東。
ここでは、これも以前からイラン核開発問題をめぐってイスラエルを中心につねに火種がくすぶり
世界の注目の的でした。
しかし、昨日のニュースによると6カ国協議で初の合意に達したとか。
相変わらずイスラエルは納得してないみたいですが、一定の決着をみたように思います。

とりあえず「今のところは抑えて・・・。」と諭された感のあるネタニヤフ首相。
世界の火種は今、大きく分けて日中の極東地域とイラン・イスラエルの中東地域の二つ。
シリアも「すわ戦争か?」と思われたけど寸前で回避。
一連の流れでみると、どの火種も単純なナショナリズムや自国の国益を追求しただけでは
起こらない経緯をたどってる気がする。
あらかじめ決められたストーリーに沿ってでないと起こりえない急激な展開・・・。
そこには当事国ではない第三者の利益のために動く勢力があり、いつも着火しやすい火種を
狙っている。
この一年の展開をみると、中東よりどうも極東の方が着火しやすい、と判断した勢力がせっせと
日中お互いを嗾けているのではないでしょうか。
ここでもやっぱりキーワードはカノ国。
扇動されないよう冷静に事実を分析する能力が肝要ですね。
つづく