S社(お客)の方がわざわざこちらの書類を受け取りに来てくれた。
こっち方面に別の用事があったので、ついでにということで・・・。
その人は60歳手前くらいの「気のいいオジサン」って感じ。
受取の書類には直接関係のない部署の方らしく、私も面識は無し。
「どうもわざわざ恐縮です~」と私。
急に来てくれたものですからまだコピーしてない部分があったので早速PCからプリントアウト・・・
と思いきやコピーがどうも調子悪い。
「あれ~、おかしいですね~?」とコピー機をチェックしてたんだけど・・・原因不明。
コピー機の前で私たちがどうにもできずにいると・・・、
「なんなら診てみましょうか?」とS社の方。
「え?あっ、お願いできるんですか?」と私。
「えぇ、こう見えてもあたしゃー、機械の技術者なもんで・・・」とオジサン。
そう言うとコピー機に向かい、テキパキと中身をチェック、PC側の状況もチェックしてものの2分程で
コピーは復旧してしまいました。
「わ~、すごい~」と私たち。
気を良くしたのかS社のオジサンはコピー機の中の部品の清掃・整備までやってくれました。
「ありがとうございます~、来ていただいたうえにコピー機の整備まで!」
「いや、な~に!」とオジサン。
無事書類をすべてお渡しすることができました。
帰りがけ、そのオジサンの名前もお聞きしていなかったので私は
「あの~、S社さんのどちら様ですか?」と尋ねると
そのオジサンはクルっとこちらを振り向き、笑顔で
「いや~、名乗るほどの者じゃ~ございやせん」
不意をつかれた返答に私は思わず
「・・・・・・・・`;:``;:`:(゜ε°)ブーッ!」
と吹き出してしまいました。
そんな私を見届け、そのオジサンは去って行きました。
「アッハハハ!おもしろい~・・・、江戸の人・・・?」と私たち。
親切なオジサン、ありがとうございました。
つづく