先日のブログでも書きましたが、私の駐在していた発電プラントの現場には多数の大手メーカーやエンジニア
 
リング会社が参入し、どんどん国家プロジェクトが推進されていました。
 
同じように今回のアルジェリアの天然ガスプラントもイギリスのBPが元請、そして日本の歴史あるエンジニアリ
 
ング会社の日揮も参入していました。
 
日揮だけでなく日系の会社は他にもたくさんアフリカに進出しており、今後の展開次第では工事の長期中断や
 
撤退も考えなければならない状況です。DASH!
 
このような悲惨な事件を繰り返さないためにもより一層の警戒が必要です。
 
 
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アルジェリア軍により完全に破壊された車両。
 
 
さて今回のテロにより欧米各国はアフリカにおけるイスラム原理主義派の撲滅に向け、一層勢いづいて
 
きました。
 
多数の犠牲者を出しながらも欧米メディアはアルジェエリア政府に対し異例の擁護を始めています。
 
そうすることによりアルカイーダの残虐性や世界にとっての危険性をことさらに強調しています。注意
 
で、今後長期にわたって欧米各国はアフリカを舞台にアルカイーダ及びイスラム原理主義者と徹底抗戦する、
 
と宣言しました。
 
あれ、前にもどこかで聞いたようなセリフ・・・。
 
9・11のときも言ってましたね・・・。
 
 
それにしても近現代、欧米諸国にとって「イスラム原理主義者」という存在は世界のエネルギー覇権を
 
めぐり欠かせないものです。
 
天然資源の豊富な中東でも、そして今回のアフリカでも・・・。
 
そもそもなんで今回、いきなりフランス軍がマリを攻撃する必要があるのか・・・。爆弾
 
イスラム急進派の拡大を懸念して、ということですが全く理解できません。
 
その行為自体がテロそのものではないか!
 
この10年くらいの欧米諸国の覇権主義はもうワンパターン化しています。
 
詐欺的に悪役をつくりだし、正義と悪の対立を明確にし、大義名分のもと思いっきり相手を叩きのめし、
 
搾取する、というもの。(大昔からいっしょですね、白人種の発想)
 
そのためには最初の悪役づくりが重要。
 
これが弱そうな相手では世論形成がうまくいきません。
 
そういう意味ではイスラム圏やアラブ諸国の人々はいいように利用されてきました。
 
ジハードにみられるように死をも厭わぬ強靭な精神力や自己犠牲、これら勇敢な民族性が逆に
 
欧米世論において「警戒すべき相手だ」「放っておいては危険だ」と思わせることができた。
 
かつての勇敢で誠実な日本人も同じように利用された。
 
「アルカイーダが・・・」なんて言うけど、本当に根っからのイスラム原理主義者なんて存在するのだろうか?
 
そもそも中東やアフリカの資源国は常に先進国に蹂躙され続けていた。
 
それに対し民族として武装したレジスタンスは当然発生しただろう。
 
するとズル賢い先進国はそれらをカネで手なずけ、忠実な飼い犬にしていった。
 
現代では中世のように強い国が表だって武力でよその国を征服できないから、まずは対象国に
 
「飼い犬」を解き放ち、事態収拾の名目で軍を派遣、そのままその国の資源や政府を搾取・コントロールする。
 
実際にアルカイーダにはCIAからの資金供給があると言われて久しい。お金
 
 
現在もEUは財政が逼迫。
 
現時点では一応危機を回避した状況ですが全く楽観できない状況です。
 
この状況を打破するには緩やかな景気回復など待っていられません。あせる
 
さらにアメリカはシェールガスが国内で大量に生産される見込みでエネルギー革命と言われています。
 
EUとしてはエネルギー政策でも相対的に弱い立場になります。
 
そこで中国がアフリカの資源国と協調体制を構築しつつある今、旧宗主国であるフランスがEUを代表する
 
かたちでアフリカ利権奪取に動いたのではないでしょうか。
 
そして「アルカイーダ」という存在しない亡霊を相手に世界は振り回され、私たちの命と財産が狙われて
 
いるのです。
 
 
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G8の面々。真のテロリストはオマエらだろ~!
 
 
つづく