アフリカのサバンナ。
 
チーターがしとめた獲物を一匹のハイエナが狙う。
 
ハイエナの到来にチーターは威嚇して追い払うが、ハイエナは執拗に何度でも接近しチーターの隙を
 
うかがう。
 
そのしつこさたるやチーターにとっては本当に嫌なヤツ。むかっ
 
しまいにチーターの方が根負けし、まだ十分食べられる獲物をハイエナに譲ってしまった。
 
youtubeで以前に見た映像ですが、このハイエナの「厚かましさ」こそ弱肉強食の世界に必要と
 
される特性ではないでしょうか。
 
おそらく1対1の勝負ではチーターに分があるのでしょうが、まともに与しないのでハイエナは負ける
 
ことが無い。
 
逆に常に相手の周囲をうろつき相手の神経を疲弊させてしまう。あせる
 
つまりこの世界では本来の力や能力の高い個体が必ずしも勝利する、とは限りません。
 
 
さて、同じようなことは人間社会にも言えます。
 
日本人は本来の柔道のようにしっかりお互いが組み合えばおそらく相当強いはずですが、
 
先のオリンピック柔道では外国選手はほとんどまともに組み合いません。
 
ボクシング+レスリング、といった感じのスタイルですがルール違反ではない。シラー
 
武士道精神に則った日本柔道に対し、外国の柔道は明らかに自由度が高いと言わざるを得ないでしょう。
 
結果として今回のオリンピック柔道は非常に厳しい結果となりました。
 
 
このことはスポーツだけでなく政治・経済でも多く見られます。
 
日本は規定ルールを忠実に守り、常に正々堂々と勝負したがります。
 
その精神自体は素晴らしいものですが、相手も同じルールに従ってこそ成り立つ勝負。
 
しかし世界は常に「いかにして相手の優位に立つか」という視点で情勢を見ています。
 
そのためにはルールを何なく改定したり、様々な謀略を仕かけてきます。DASH!
 
日本は常にそんな動きに右往左往しているように感じます。
 
 
先の大戦でも日本はガチンコ勝負のハード面については当時としてはかなり力をつけていましたが、
 
戦局を大きく左右する情報操作や謀略を仕かけるといったソフト面については世界水準を大きく
 
下回っていたように思います。旗
 
 
少し話がそれましたが、今の日本、武士道の「潔さ」がかえって日本人の生命力を弱めている気がします。
 
少しくらい不細工でも、往生際が悪くても最後まで諦めない厚かましさ、タフさが求められているのでは
 
ないでしょうか。
 
 
つづく