毎度のことですが、私は基本的にTVは見ません。
ただ現在開催されているロンドンオリンピックはやはり見ないわけにはまいりません、
ということで、このところ帰宅すると何かの競技を見ています。
日本選手の活躍だけでなく、世界の一流アスリートの競技内容は見る側を魅了します。
ですのでこの時ばかりはTVを見るのがとても楽しい。
ただ番組の構成に不満のあるものが結構あります。
私はオリンピックの競技そのままを視聴したいのですが、番組によっては全く関係のない芸人や
タレントがしゃしゃり出てくる時間帯をわざわざ設け、くだらない感想や無理やりのギャグを言ったり
して、こちらを見事に興ざめさせます。
なぜ純粋にスポーツを楽しめる番組構成にしないのか?
解説者はその競技に精通しているプロがやればいいのであって、芸人の笑いなど全く不要。
「笑い」は全てのジャンルで許されるもの、と勘違いしているのではないでしょうか。
私がそもそもTVを見なくなったのも、この低級な芸人やタレントがどんどん番組の質を劣化させて
いたからです。
政治番組や報道特番、そして科学番組などありとあらゆるジャンルにそういった傾向がみられます。
お笑い番組、というのはあっていいと思いますが、それ以外のジャンルには芸能の要素は全く不要
であり、制作側はそのような明確な境界線をもった番組構成をしないとこれからますます視聴者の
TV離れがすすむでしょう。
ところでオリンピックで活躍し、メダリストになった選手をスタジオに呼ぶのが今や通例になっています。
今回はロンドンの各放送局のスタジオに選手を呼んで、タレント司会者がいろいろ質問してますが
私はこれもやめてもらいたい。
せっかくメダリストになったすばらしい選手なのに、この一連の行為で何か格が落ちてしまう気がします。
そしてこの時、「ノリ」のいい選手は帰国後お笑い番組に出演させられ、今後の選手としての気持ちの
あり方に支障をきたすことも多々あります。
純粋に質の高い番組をつくる、または前例のない番組をつくる、という姿勢でないと今後のTVの
将来は暗いと言わざるをえません。
つづく