2011年度はご承知のとおり、3月の震災、史上最高値の円高などにより国内の景気は冷え込み、
さらにEUの経済危機もあいまって当分の間、先の見えないトンネルを進まなければならないようです。
私の会社は今回の震災や円高の影響を直接的には受けなかったため、おかげで何とか今期も黒字決算
で終えることができました。
暑い日も寒い日も、雨の日も風の日もみんなが協力し、精一杯働いてくれたおかげです。
今後の会社経営において、ほとんどプラス要因が見えない環境のなか、日々頭を悩ませておりますが、
そんななか、また「彼ら」がやってまいりました。
・・・・税務署。
前回は5年前。
5年ごとに毎回忘れずにしっかり来てくれます。
2日で税務調査は終了しましたが、はっきり言ってやはりイヤ~な感じです。
最近は少しフレンドリーな雰囲気を出すように先方も気を遣っているようですが、やはり私たちの感覚
からすれば完全にお役人気質。
まあ、仕事だからしょうがないのですが・・・。
しかし調査中の様子を日がな一日中観察していると、「何をしらべてるんだか・・・」と思ってしまいます。
そのエネルギーをもっと生産的なものに使っていただきたいな~、と・・・。
さて、気になって調べたのですが過去5年ほどの統計では国内の法人の約70%が赤字、だとか。
さらにこの5年だけでも年を経るごとに増え続けています。
2011年の統計がないのでわかりませんが、おそらくグッと増えているのではないでしょうか。
それにしても何年も赤字で、ではどうやって生計を立てているのでしょうか?
仕事の内容にもよりますが、いつまでも赤字のままで放っておくわけにはいかないでしょう。
・・・・・おかしくない?
結果、日本の法人税をまかなっているのはごく少ない、一握りの企業だけ。
確かに税制改革が急務となるのはわかりますが・・・。
税務調査中、ほとんどの会社が赤字ですがそのような会社には調査に出向くのですか、と問うと
「赤字も黒字も関係ありません」との回答。
・・・そうなの?
「赤字会社に行っても何も得るものがない」
ということで圧倒的に調査する回数は少ないと思われますが・・・。
今のご時世で黒字を上げるのはハッキリいってしんどいのですが、なんとかがんばって利益をだし、
結果として法人税を払ってます。
世の中厳しいのはわかりますが、安易に「赤字」看板掲げている会社もたくさんあるんじゃないで
しょうかね~。

本当にこれが実情なら日本では企業活動ができないということであり、日本の税制をはじめ様々な
法律を抜本的に見直さなければなりません。
「正直者がバカをみる」社会では優良企業はますます国を離れていってしまうでしょう。
つづく