「11,113円になります。」
本日GSにてハイオク満タンにしたときの料金。147円/ℓでした。
ガソリン価格が高止まりしてもう長らく経ちますが、一向に下がる気配がありません。
その間に国内でも一気にハイブリッド車が普及し、今では電気自動車なんかもチラホラ・・・。
たしかに一回の給油で1万円以上の出費というのは異常です。
(まあ、本日はガス欠ギリギリだったので給油量も多かったのですが・・・。)
今後ますますハイブリッド・電気自動車が普及すると思われます。
私はシェル石油のGSを利用していますが、給油中にフッと思い出したことがありました。
ロイヤル・ダッチ・シェル。
そもそもオランダ東インド会社の石油事業に端を発し、後に海運業シェルと業務提携して
アメリカのスタンダードオイルに対抗した石油メジャーの一角。
かつて世界の石油はセブンシスターズと呼ばれる米・英(+オランダ)の7社で長らく寡占状態でした。
20世紀に入り、石油の使用量が爆発的に増えた背後にはこれら石油メジャーの貪欲で執拗な動き
がありました。
内燃機関の効率化はそのまま国の軍事力・産業発展に直結しましたから、欧米のエネルギー覇権
は世界で「物言える国」として、核開発同様、重要な国家プロジェクトの一つでした。
そのため石油メジャーの発言はときにはアメリカ大統領や各国首脳も動かす力をもち、ロックフェラー家、
ロスチャイルド家の系譜にある超大物たちが縦横無尽に暗躍、莫大な富を国とファミリーにもたらした
ことが予想されます。
「エネルギーをおさえる」とは、どういうことか・・・。
その産地、産油国に政治的かつ軍事的に無理やり介入し、時には部族間衝突をつくりだしその地域の
王室や住民を疲弊させる、人工的に貧困や難民をつくり、その政権に救済という名を借り、エネルギー
採掘権を獲得する・・・。
結果、中東は私が生まれてからでもずっとどこかで紛争がつづいています。

尽きることがない自爆テロ
しかし70年代に入り、産油国の反発、その後のOPEC発足によりかつての石油メジャーによる寡占は
うすれ、今ではサウジアラムコに代表される国営石油会社が原油生産の30%のシェアを持っています。

写真はとある中東国の石油プラント
21世紀に入り、かつての石油メジャーは石油や天然ガスだけでなく、太陽光、風力、地熱などの自然
エネルギーを含めたエネルギー総合商社に舵をとっています。
それでも石油利権については形態こそ変われど欧米にはちゃんと資金回収できるシステムは存在して
います。
90年後半、とある中東プラント建設時、シェルのプラント技師との会話が思い起こされます。
「キミたち日本人は本当にいい製品をつくり、いい仕事をするよ。世界を相手に競争してるんだから
大したもんだ。オレたちはついつい不勉強になる、競争がないだけにね。」
「・・・・・・・。」
世界はエネルギーで動く、そしてエネルギーのため世界は動く。
世界のメジャー(国)のエネルギー戦争は21世紀も終わることはありません。
つづく