3年越しの大作ドラマ「坂の上の雲」が昨日、とうとう最終回を迎えました。目
 
最近すっかりTVを見なくなっていた私もコレだけはかかさず視てました。
 
原作を初めてドラマ化したことにより、小説を読むのとはまた違った感動があると思います。
 
振り返ってみますと、ストーリーもさることながら、配役がとても良かったと思います。
 
本木雅弘さんをはじめ、阿部 寛さん、香川照之さん、なんといってもこの3人、実際の秋山兄弟、
 
正岡子規にそっくりと感じるのは私だけでしょうか。
 
 
 
 
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主人公 秋山真之役の本木雅弘さん
 
 
 
あと乃木希典役の柄本 明さんとか似てますよね。
 
明治維新を経て、帝国主義の大海原に漕ぎ出した当時の小国、日本。
 
列強各国と比べ、はるかに貧しい国でしたが、当時の日本のリーダーそして「国民」の志は高く、
 
清貧を尊び、一つにまとまっていました。
 
まさに一歩一歩、坂をのぼって行った感じですね。
 
結果として、当時の大国ロシアを打ち破るわけですが、この大勝利、現場の指揮官や軍当局、また
 
元老以下、国政を担っていた者は、これが「運が良かった」結果である、ということは肌で感じていた
 
のでしょう。あせる
 
ただ、後世の軍部はこれを「本来の日本の強さ」と誤って解釈してしまったところに太平洋戦争の悲劇
 
があるように思います。
 
日本海海戦が終わり、亡き母に向かって秋山真之が語りかけます。
 
「アシは世の中のために少しは役に立ったんじゃろか?」
 
子供の頃はガキ大将で近所を騒がせ、いつも母を困らせていた秋山真之。
 
母の亡骸を前に、フッと子供時代がよぎったのかもしれません。
 
このセリフ、私利私欲で行動しがちな現代日本人の琴線に触れるもののように感じました。富士山
 
本作は戦闘シーンなどもよく作りこまれていて、迫力がありすばらしいのですが、伊予松山で
 
生まれ育った3人が、「明治」という時代を精一杯生きた日本人を代表して描かれています。
 
物質的に恵まれたこの「平成」に生きる我々日本人が忘れかけている「心」を、この明治の主人公たち
 
はあらためて気づかせてくれているように思います。
 
3年間楽しませていただき、ありがとうございました。