あまりTVを視なくなって久しいです。
定期的に視聴しているのは3年越しのNHKドラマ「坂の上の雲」とニュースぐらい。
ワイドショーの類はお昼どき、TVでながれているのを視る事はありますが、その展開にいつも違和感を
感じます。
そもそも最近どこの局でも司会者がタレント、バラエティー芸人だったり。
そしてコメンテーターと称する方は元スポーツ選手、芸人、ホステス、よくわからない国際弁護士なる人・・・。
また国政を担う国会議員が「忙しいけど・・・」みたいな体裁でほとんど毎日出演していたり・・・。
ほとんど自分と所属政党の広報活動。
「ワイドショー」は多分バラエティー番組の範疇でしょうから、その配役は適当でいいのでしょうが、
扱っているテーマが比較的高等で国政にかかわることである場合は要注意です。
現代日本において、自分の「意見」や「信念」と思っているものは、実はそのほとんどがマスコミから
知り得た情報そのものである場合が往々にしてあります。
自身の実体験から情報や知識を得ようとする意欲が少ない現代日本人は、ともするといかようにも洗脳
される環境にあります。
タレントや芸人の方を悪く言うつもりはありませんが、政治・経済、外交分野においてあまり専門的知識
もない人が独自の解釈で自説をとうとうと述べるのはどうかと・・・。
流暢におもしろおかしく、弁の立つ司会者、コメンテーターの意見につい聞き耳を立ててしまいますが、
その内容についてはよく聞いていると「そうじゃないでしょ!」という場面がとても多く感じます。
今、日本が直面している数々の問題、~震災、外交、財政、社会保障、防衛~などがありますが
このような重要な時期に間違った世論形成に誘導されては取り返しがつきません。
私の周りでもマスコミにそれこそ「スリコミ」されたであろう人が結構います。
「あっ、それどこかのタレント司会者が言ってたな~」という意見を自分の意見として第三者に振舞って
おりました。
国民の「民度」がその国の議員のレベルを左右すると言われますが、マスコミにも同じことが言えます。
信頼できる情報ソースを各人で持ち、判断基準を設定していなければ、いい加減な演出や口実で
国民生活はどんどん困窮してしまいます。
つづく