震災後、何かと福島原発の原子炉についての解説や、特集ものがあり、よく目にします。
 
そもそも原子力発電技術はご承知のとおり、原子力爆弾の技術をもとにしています。
 
また、昨日の9月11日をもって9・11テロか丸10年がたち、このテロの動機はアメリカの覇権に対するもので、イスラム過激派アルカーイダの仕業とされています。
 
そんなアメリカの覇権・国力はその経済力、技術力その他様々なものに起因しますが、やはり強力な核兵器を擁する軍事力にあります。
 
原発・・・、核兵器・・・、形態は違えど同じ原子力という共通項でとらえた時、私はふと、あるTV番組を思い出しました。
 
今からちょうど27年前、今は亡き手塚治虫氏がナビゲーション役でTV放送した3時間ドラマ、
 
「ハロー!アインシュタイン」
 
という番組。
 
何カ国かの合作だったと思います。誰か覚えてる人いますか?(いないでしょうね~)汗
 
私もまだほんの子供だったので、くわしくは覚えていませんが内容は、
 
幼少期~学生時代の生活、宇宙の真理の飽くなき追求、戦時下におけるユダヤ人としての苦悩、
 
相対性理論の発表、マンハッタン計画、人間の無力さ、
 
といったもの。
 
アインシュタインは当初、教壇で学生相手に自分の研究成果、E=MC2(乗)を発表したとき、これが具体的に活かされる対象はないと思っており、「式は美しいものです」とその存在自体に価値を見出していました。
 
また記憶している言葉に
 
「科学は宗教なくしては完全ではなく、宗教もまた科学なくしては盲目です」と
 
科学者にありがちな科学絶対主義の危険性を警告していました。
 
また自身の書生とおぼしき人に、
 
「宇宙には調和があり、そこでは法則によって物事が起こり、その法則を人間は理解できる(解き明かしていく)」
 
アインシュタインは、人間を含む宇宙全体は調和のうえで成り立っていることを示唆しています。
 
ですので、まさか自分の研究が大量殺戮兵器に応用されるとは思いもせず、晩年はそのことで苦悩されていたことがドラマを見ていて感じました。
 
ドラマの途中で何度か手塚治虫氏がわかりやすく解説をしてくれていました。
 
もし今アインシュタインが生きていたら、原発や核兵器についてどう思うでしょうか?
 
ドラマの中でもE=MC2が兵器に応用されると聞いて、「核反応をどうくいとめるのか?」とアインシュタインは尋ねていました。
 
「原子力なんていうのは人間が管理できるしろものじゃない、なにしろ宇宙と調和しない」
 
と現代に生きる我々に警告しているかもしれません。
 
このドラマ、DVDで発売してほしいけどほとんど誰も覚えてないだろうから無理ですね。にひひ
 
つづく