台風一過、先日から空も澄み渡り、快適な天気がつづいています。晴れ
 
さて、このところの健康ブームで夕方になると老若男女がいたるところでウォーキングやジョギングを楽しんでいます。夫婦仲睦まじく、という光景もよく見られます。
 
そんななか、昨日あるおじさんと道端で少しおしゃべりをしました。
 
はじめて話をしたのですが、このおじさん、以前から道端で何度も見かけておりました。
 
ただ、失礼ですがこの方、いかにも無愛想で私だけでなく誰ともあいさつなくウォーキングしていました。
 
昨日はそのおじさんは愛犬の柴犬を散歩させていて、私と目が合ったので声をかけました。
 
すると、それまでにない、とても柔和な笑顔で応えてくれまして、その後犬の話や近所のことでいろいろトークさせていただきました。とても感じのいいおじさんでした。
 
これだけではないですが、人間の先入観というか感情というのは不確かなものです。
 
そのときの雰囲気・イメージで往々にして自分の判断基準を決めているようです。
 
相当前置きが長くなりました。汗
 
ところで・・・、
 
環境問題で有名な中部大学の武田教授のTV発言が今、波紋をよんでいるとのこと。
 
というのも
 
「東北の作物等を食べると健康を害する、また当分は作るべきではない」というニュアンスの発言があったらしいのです。
 
この発言に対し、岩手県一関市長が抗議、「生産者の気持ちをないがしろにする」発言ということです。
 
現在「がんばろう東北、がんばろう日本」というスローガンのもと、皆さん東北復興にむけてがんばっているところですが、重要なのは「正しい方向」にむけての復興ではないでしょうか。
 
市長の抗議はあくまで生産者の立場からみてのもの。
 
武田教授の発言は非常にショッキングな内容ですが、消費者側からみればごく自然な意見ではないでしょうか。
 
先日政府が発表した地表汚染マップをみても、土壌が汚染されているのは明白。
 
その土壌でそのままつくらせた作物の生産者を擁護する、という発想ではなく、なぜ政府は土壌を除染してくれないのかとまず政府に抗議が先でしょう。
 
また第三者として、東北にボランティア等で尽力され、地元の方々に並々ならぬ思い入れのあるかたもおられると思います。
 
東北の方々の心情を察すると、武田教授の発言はゆるせない、と感じられる方々もおられるでしょう。
 
しかし、作物をふくめた正しい復興の方向性を示す時、データに基づかない感情論で判断してしまうと東北はおろかこの日本全体のダメージは相当なものになってしまいます。
 
あまりにも気の毒な、厳しい真実をデータが物語っている場合でも、然るべき機関や責任者はそれを真実として受け入れ、復興計画に盛り込まなければならないと思います。
 
そういう意味においてもこの度発足したドジョウ内閣にはやらねばならないことが山ほどある、ということを自覚してほしいと思います。
 
つづく