世間には数々の資格・免許がありますが、現在ではそれらがさらに細分化され、各々の効力・適用される範囲がとても狭くなってきています。

 

私も事業をしているので、私自身はもちろん、社員の人にも技能者として

 

その技術や知識の習得のため数々の資格・免許を取得しているのですが、なかには

 

「え?こんな資格必要?」

 

「これまでの〇×免許・資格で十分じゃないの?」

 

と思ってしまうくらい怪しげなもの、協会の儲けのため、さらには役人の天下り先確保のためのものが増えてきています。

 

当然それらの受験には受験費用が掛かりますし、そのテキスト代、研修会参加費用が必要なものもあります。

 

さらにその登録費用、更新費用など一つの資格・免許で継続的に費用が発生するシステムのものも多くあります。

 

さて、これだけ一つの資格・免許に費用を払っても、その事業分野への参加チケットを受け取っただけに過ぎず、まさにスタートラインに

 

立っただけ、成功するかしないかはこれからのあなたのがんばり次第という世界・・・。

 

なんか・・・、釈然としないし、報われない気持ちですね。ガーン

 

ところで、世の中の免許の最たるものとして「自動車運転免許証」がありますが、またなにやら怪しげな雰囲気・・・。雷

 

というのも、最近の高齢者の交通事故多発(?)の状況に対して政府が検討しているのは

 

75歳以上の高齢者に「安全機能のついた車限定」の運転免許証を発行する、というもの。

 

これって・・・、たしかに高齢者のアクセル・ブレーキ踏み間違いとされる事故の報道を目の当たりにすると悲惨だけど、

 

先日の私のブログにも書きましたが、本当に事故原因はそれなのか、科学的にキッチリと検証されているのでしょうか。

 

さらに言うと、悲惨な事故はなにも高齢者世代だけではない、という事実。!!

 

全国の事故発生の世代別データによると一番事故が多いのは10代~20代世代です。ドクロ

 

しかもこの世代はスピードの出し過ぎ、未熟な運転のための悲惨な事故が多いです。

 

公正に判断するなら、この世代こそ安全機能つき車限定免許にすべきでしょう。

 

どうも警察、メディアがこぞって従順な高齢者をいじめているようにしか見えないのですが・・・。アセアセ

 

世論が整い、高齢者が上記のような「限定免許」にさせられたら、現在の自動車は廃棄、自動車メーカー

 

が満を持してオススメする「安全」で高級な自動車を購入せざるを得なくなります。車

 

また考えられるのは、

 

1.高齢者用の教習学校の全国的な普及

 

 

自動車が買えず、泣く泣く免許を手放した人へは

 

2.「お迎えタクシー」事業の展開

 

これでまた新たな産業の登場、というわけです・・・。乙女のトキメキ

 

 

私は特に高齢者の味方でもなんでもないです。

 

ただ最近の交通事故報道、事故の悲惨さは十分理解できますが、

 

その報道の背後に何か胡散臭さを感じるのは私だけでしょうか・・・。

 

 

つづく おひつじ座