もひとつアトランシアです。
パッと見には見慣れた感のあるヴィクトリアですが、
いつも使ってるヴィクトリアはこちら。そう、いつものはフレットレス。
このフレットレスの音が太くて凄く好きだったので、
いつかフレッテッドモデルを…と出物を待っておった次第。
48フレットのハーフピッチモデルも売ろう売ろうと思いながらまだ持ってるんで、
なぜかヴィクトリアが3本…(^^;;
どうしてこうなってしまったのか…(´Д` )

ハードウェアのセレクトはフレットレスと同じ。



カバードタイプのハムピックアップか2つに、


コントロールはボリューム、バランサー、3Band EQ


ブリッジは各弦独立タイプのベント機能付き。



異なる部分としてこのフレッテッドはトップ材が貼られてます。
ウォルナット…かな… (-⊡ω⊡)


がっつり大きなfホール



指板はエボニー


ハイフレE弦側にはフィンガーレスト替わりの掘り込み


ヘッド




ナットは調整可能タイプ


バック


バックパネルと対になる様に木目が変わってる箇所がありますが、
この部分がくり抜かれホロゥ構造になっています。


丸いスポンジを外すとバッテリーボックス


この穴から六角レンチでピックアップの高さを調整出来るようになっています。


バックパネルの固定の仕方が変わっていて、
穴を空けずにネジ頭の張り出した部分で引っ掛け固定する様になってます。

雑なようにも見えますが、
通常穴の空いたパネルの場合全てのネジを取り外さないといけないのですが、
これだと3つのうち1つだけ外し、
後の2つは緩めるだけでパネルの取り外しが出来る。
以外に理にかなった構造です。

中身はこんな感じ。
ボリュームポッドのところにトリムか付いてますね。 (-⊡ω⊡)


パネル裏側にはメンテナンスに関する履歴が… (-⊡ω⊡)

ネックジョイントのボルトは通常3本なのですが、
新しいボルトが1本追加されてますね。

3本で強度的には充分だったはずですが、
何か問題でもあったんでしょうか…(´Д` )

音の方は先のフレットレスまんまフレッテッドにした音。
ウッべを野太くし低音が唸る感じで、
いまどきなパキパキした音ではないです。
中低域に癖のある丸っこく、でも主張する音。
これこれ。この感じが欲しかったのです。(^^)
いつかフレットレスと同時にライブで使いたいですね。

それにしてもカッコいいベース。
トップに濃いめの材、フィンガーレストの掘り込みがある事で、
フレットレスより高級感漂ってます。






以前、@nyc_3498さんがベース会に持ち込まれた初期Fodera
近年の派手さやハイブリッドさは無いものの、
そのハンドメイド感溢れる丁寧な作りと、
素直に良い音だな~と思える豊かな出音に魅了され。
いつか程度のいい初期Foderaに出会ったら逝ってみようと思ってたんですが、
とても状態の良い'86~7年頃(正確には不明)のモナークに出会うことが出来ました。

2オーナーの比較的使用頻度の少なく、ショップがキチンとメンテし続けてた個体なので、コンディションも申し分ない。
調整する必要のない届いた瞬間から使える状態でした。
車で言うところのディーラー物って感じですね。



そもそもこの時代のFoderaって日本に入った個体が少なく、
あっても使い込みが激しかったり、改造されてたりしてる物が多く、
こんないい状態の個体は珍しいのです。


ピックアップはJJ仕様のEMG。
白ロゴがほぼ消えかかってます。



コントロール周りは2ボリューム、1トーンと、
JJスタイルのスタンダードな仕様ですが、
ミニスイッチが付いてます。
奥からアクティブON/OFF、アクティブ時のブースト帯域切替え、ミュートとなってます。
真ん中の帯域切替えはlowブースト、ナチュラルブースト、Hiブースト…って感じかな。
資料が無いので間違ってるかも知れませんが…(^^;;


ブリッジはシャーラータイプ


指板はエボニー…でしょうね。 (-⊡ω⊡)
ネックはプレベっぽくちょっと太め。



ヘッドには初期Foderaの証し木製蝶々。
これって何年頃から貝に変わるんでしょうね。

大振りなヘッドはsugiにも似て…いやsugiが似てるのか…(^^;;



接合部を見るとトップ材とバック材の色がメイプルを挟んで微妙に違う…
トップよりちょっと白っぽくて目の詰まってる感じ。
バック材はマホ… (-⊡ω⊡) でしょうかね。
だとすると、トップは何なんでしょうね? (-⊡ω⊡) ウォルナット?




接合部が真一文字にスパっと色が変わってます。

大切に扱われてきた証拠でしょうか、
バックパネルのビニールがまた残ってます。




バックパネルの中身はこんな感じ。

整然としていてとても綺麗。


で、肝心の音の方ですが、
これがもうめちゃくちゃ良いです。o(ʘ`ωʘ´)o
JJスタイルですが、ちょっとプレベっぽくもあり
太くて骨太なベースらしい音。
繊細に弾けば繊細に応えてくれるし、
荒々しく弾けばガッツを見せてくれます。

個人的にトーンを2くらいまで絞った音が好みですが、
トーンフルにすればスラップも気持ちいい。
2ボリュームの調整次第で結構音色も変化して面白い。

先のアクティブスイッチはブースト的で、
ゲインが上がってしまうので、
個人的にはOFFってパッシブで使いたいですね。

sugiを紹介したときに今まで弾いたベースの中でベスト10に入る。と言いましたがこれもそれくらい良い。
より骨太な感じを出したい時にはこっちって感じですね。
この2本があれば大抵の事にはこと足りる。
汎用性の高いベースと思います。



先日のプチベース会でも非常に好評でした。
もったいないとか言わずにドンドン持ち出して使って行きたいと思います。( ´ ▽ ` )ノ


ずいぶんとBlogの放置が長くなってしまいましたが、
いい加減更新しましょう。(^^;;

このエントリーも7月に一度書きかけてそのままになってたのですが、
先日プチベース会でもみんなにも弾いてもらったのでアップします。

アトランシアのコンコードDXです。
今年の春くらいに入手してたのですが、
色々あって手が付けられず、最近になってから色々試しておりました。



兎にも角にも特異過ぎるフォルムが目を惹きます。
尖り形状に丸いピックアップ、直線に彫り込まれたスリット、何故か2つあるアウトプットなどなど…



その独創の塊のような使用パーツを見ていきましょう。

先ずはピックアップ。丸いです。
この丸いの回すことが出来まして、
ホールピースが弦に対して垂直だったり水平だったり、45°毎にクリックが付けてあり、90°の範囲でセット出来るようになってます。
何故そんな事を出来るようにしたのか…
色々試してみましたが顕著な音質の変化は感じられなかったので、
僕は見た目でなんとなく斜め45°にしてみました。




で、これパッと見に気付かないかも知れませんが、
4弦ベースなのにピックアップが5つ付いてます…(´Д` )
はい、よく見るとG弦だけが2PUなんです。
で、ボリュームノブの側についてるミニスイッチが、
そのG弦だけのピックアップセレクターになってます。
3ポジションのスイッチで確かにG弦だけ音色が変わります…
ひ…必要なのかな…これ……(^^;;

と、そのボリュームノブ、トーンノブもよく見ると斜めに設置されてます。
金メッキで重量感のある重めのノブですが、これも斜めに設置する必要があったのか…(^^;;


何故か2つあるアウトプットジャック。
コレも斜めです。ずっと使ってるヴィクトリアFLも同型のジャックですが、
かなり堅牢な作りで使いやすいです。
それにしても斜め好きだな~(^^;;

で何故2個あるのか…その横にある黒いノブにも関係しているのですが、
ステレオ仕様。。。と言うかE.A弦とD.G弦とでパラで出力する仕組み…
で、黒いノブはその横のジャック用で、E.A弦専用のボリュームになってます。(^^;;
外側のジャックに挿せば普通に使えます。


ブリッジは…ブラスの削り出しかな… (-⊡ω⊡)
四角いてす。
裏通しも出来る様になってます。


ボディに深く掘り込まれた直線はフィンガーレスト、奥にスポンジが貼り付けてあります。


で、先の画像で (/▽゜\)チラッ と見えてましたが、
ボディサイドに穴がたくさん…((((;゜Д゜)))))))
蓮コラが苦手な人はゴメンなさい。m(_ _)m
たぶん軽量化とセミアコ効果を狙ったものだと思いますが、
サドゥスキーみたいに隠したりせず穴をデザインとして見せてる所がツボです。(^^)


ネックはおなじみ丸太のようなブっといネック。


ハイフレか弾きやすい様に…か、ボディが削り込まれてます。


ベッドがまた特徴的。3/1のペグレイアウトですが、
ロック式のゴツいペグでヘッド形状とあいまってムラムラしますな~癶(癶✺౪✺ )癶 ハッハッ

そのペグにも角度が付けられています。

裏から見るとこんな感じ。


ナットは高さ調整可能なスクリュー式。
ワーウィックとかよりコッチの方が全然先です。


裏っ返すとこんな感じ。
各ピックアップは裏側から高さ調整が可能となっています。


エンドピンはクッションも兼ねていてクッション性があります。


それとホーン部分のピンですが尖り過ぎてて怖いです…(´Д` )
ストラップ付けると逆にカッコ悪くなるという…(^^;;


肝心の音の方ですが、
見た目にコレだけ派手なのにウッベを狙った音色で、
いなたいサスティン短めのボコボコした音。
正直言って何をどう狙ってこうなったのか全くわからないベースです。(´Д` )

ま、カッコいいからいいんですけどね。(・ω・)




昨夜はtooniceでベッサイのLIVEてした。

初めましての岡山、徳島のバンドに香川の弾き語りさんたち…に交じって、
超久しぶりにコンセプトの皆さんと対バン。

ドラムとkeyの川井さん欠席の四人バージョンでしたが、
もう、逝くとこまで逝っててカッコイイ!!
♪───O(≧∇≦)O────♪
脇市さんのブレない姿勢は素晴らしい!
瀬戸芸に出品されてもいいくらいと個人的には面白います。

他の出演者の皆さんも色々で種々雑多なごちゃ混ぜイベント。
若い人が多くておっさんは浮いてましたが、
面白かったです。(^^;;

それと、オーナー井川氏と話してたら、
県外からのツアーミュージシャンが来ると、
度々このBlogの事が話題に上がるそうで…
「spanさんて香川の人ですよね?知ってます?」とか、
「あの人ヤバいっしょ!会いたいんですけど!」とか言われてるらしてす…(^^;;
タイミング合えば話しに行きますし、
ベースや機材マニアの人は前もって連絡いただければ時間取りますので、
toonice井川氏に限らず、MONSTERの賢太郎でも、DIMEのエージさんにでも、
ラフハウスの今城さんでも、ナッシュビルの泉さんでも、SUMSUカフェの原店長でも、
箱の人に言って貰えれば繋がります。よ。っと。(・ω・)ノ


で、トリにベッサイです。





セトリは
--
ユメノハザマ
メーソージプシー
街が死んだら(サンタラカバー)
花とギター
HOME
--
アンコール:ワークソング(エゴラッピンカバー)

今回前日のリハスタからメルの声の調子が良く、
むねやんも含めたバンドとしての塊感が気持ち良く出せ、
また、tooniceのスタッフさんとも熟れてきて、
とても気持ち良くLIVEさせてもらいました。

※画像は見に来てくれてたナスちゃんとアキちゃんから頂きました。(・ω・)ノ あざーす!


それと、日曜日の夜…って事で心配してた集客も色んな人が見に来てくれてまずまず。(^^)
ご来場いただいた皆さまありがとうごさいました!


ベッサイはしばらくLIVE予定ありませんが、
やっぱりLIVEはいーっすね。(*´Д` )
はよ次やりたいです。




こちらのベースまだ手元にございます。
見た目はアレですが音の方は折り紙つき。
ご要望の方いらっしゃいましたら是非。(・ω・)ノ

--
さて、昨日また林氏よりNowオンセールのベースを一本預かって参りました。
以前アップしたスクワイヤーCortの改造フレットレスベースは、いずれも一週間程で売れて行きましたが、さて今回はどうなりますでしょうか。(^^)

さて今回のベースは4弦のジャズベを5弦のに改造した物。
4弦のネックに5弦を納めてしまう、林氏お得意、弦間隔の狭めのセットアップです。
氏にしては珍しくフレッテッドのまま。

パッと見にはごく普通のナチュラルカラーのジャズベですが、
外見で分かるだけでもバルトリーニピックアップにシャーラーのブリッジ… (-⊡ω⊡)



また林氏より詳細な解説文が添えられておりますので、ご一読ください。



何故か林氏の自伝から始まってますが、
ベーシストとしても素晴らしい方である事が分かって頂けるかと思います。(^^;;

各部を見ていきましょう。
ピックアップはやはりバルトリーニ。


コントロールは2ピックアップのオンオフスイッチのみ。(^^;;


ブリッジはシャーラーの5弦弦間隔が調整できます。


フェンダータイプのヘッドは4→5弦に変更してもレイアウトに無理が無いですね。
ロゴが削られていますが、元はロッコーマンのブランドの物だったらしいです。



ネックの木目を見てみると木の取り方がとてもいいですね。 (-⊡ω⊡)


指板は真っ黒なエボニー


裏はこんな感じでツギハギのハードメイプル。


持ち帰った後、僕も弾いてみましたが、
ガツン!と密度の高い張りのある音で、何時迄もスラップしていたくなる音。
最初っからコンプ掛かってみたいにアタックが早くて、
弾いててま~気持ち良いのです。
この音はなかなか出会えないかと思います。
個人的に近いと思ったのは以前、東京出張の際にお邪魔したTさん宅で弾いた超攻撃的だった初期のインナーウッドかな…(´Д` )うろ覚えですが。

弦間が狭いのは好き嫌いの分かれるところかと思いますが、
個人的には慣れの問題でこれ慣れてしまえば大した問題では無いかと思いますね。

最近は軽い重量のベースが主流でこんな5.3kgなんて重いベースはま~無いかと思いますが、
昔「ベースは重ければ重い程良い…」なんて言ってた頃の話もまんざらウソでは無かったと思える一本です。o(ʘ`ωʘ´)o。

重いし見た目にはアレなので、(^^;;
このままレコーディング専用機にするも良し。
もっと好みに仕上げる改造のベースにするも良し。
素材がとてもシッカリしたベースですので、如何様にでも出来るかと思います。

それとオマケのこのプリアンプ。
コレは隠れた名器ですね。オペアンプを交換してあるみたいで、
その辺りは詳しくないのでよく分かりませんが、
ベースだけで無く何に掛けても音がイキイキと前に出て来る感じ。
それでいて余計な雑味を無くしてくれてる様にも思います。



元箱取説付き!
これだけでも結構な価値の物です。

売価は何時もの49800円!

興味のある方がいらっしゃいましたら、
コメント欄よりご一報ください。(・ω・)ノ
香川の方でしたら試奏も可能です。


(´-`).。oO(しばらく売れなかったら…私…買っちゃいますよ。



8/9(日)ベッドサイトキネマLIVEします。
会場のTOONICE主催のブッキングイベントです。
前回同様にむねやんをサポートギターに迎えて演ります。


ACT
イロヅカン (岡山)/カイン (徳島)/ベッドサイドキネマ /シュバルツシルトの解 /後藤さとみ /c o n c e p t and more !!!
OPEN / START
17:30 / 18:00
ADV / DOOR
1200yen / 1700yen (+1DRINK ORDER)

詳しくはTOONICEのwebサイトへ。(・ω・)ノ

みんきてね~(・ω・)ノ


くりす様からの情報により、昨年の夏Blogにアップした。
謎のフレットレスMCが本当に鳴瀬喜博氏 本人による特注品と確認されました!!(≧∇≦)!!

その情報源がこちら!

先月発売された鳴瀬氏の自伝本。
その機材紹介ページに謎のフレットレスMCらしき写真が載っている…と言うんで早速購入。

最後の方の歴代使用ベースが並ぶ中に…


あった!( ◎⃝⃘∀◎⃝⃘ )≺ ̏ʓ≺ ̏ʓ

コレだ!!!(((o(*゜▽゜*)o)))

指板エンド部分がRになってるとこや、
ネームインレイの箇所。
ゼブラウッドの杢目の入り方、
ホールピース2列の他になかなか見る事の無いハムピックアップなど… (-⊡ω⊡)

特にコントロール周りのサイドに回り込む辺り、
ナイキのスウォッシュマークを逆さまにした様な杢目の入り方!(((o(*゜▽゜*)o)))!



完全に一致しています!!!
♪───O(≧∇≦)O────♪

このベースがどう言う経緯でオク出ていたのか分かりませんが、
鳴瀬氏によるオーダーベースである事は確実となりました!!!



コレずっと欲しかったペダルなんですよね~(^.^)
70年代のグレコ製ですが中身はMAXON。
ワウ躯体のフェイザーって事で揺らぎのスピードをペダルで可変出来る様になってます。
ちょっと青っぽいボディがこのカタチには珍しく目を惹きます。 (-⊡ω⊡)
東京のショップとか行けばあるんだけど、
高っかいので安く入手出来るタイミングを見計らっておりました。





可変スピード域を横のスイッチでSLOW/FASTに切り替え可能。
でもSLOWは変化があまりに少なくて使いようが無いです。(^^;;


踏面のゴムは硬化してますがまだまだ綺麗。


裏面はこんな感じ


開けてみると

基盤を包むプラボックスに擦れて分かりにくいですがMAXONの文字。



ココに並べたGrecoの青いのや、MAXON PT-999等と中身は同じと思われます。
フェイズの効きもそうエグくもなく普通な感じです。

ペダルのストロークに対するフェイズスピードの可変域が少なく、
それに踏み込む際にON/OFFスイッチを動作させ易くなってしまってるので、
正直言って使い難いのですが…(^^;;

これはコレとしてレアなので許しましょう。(^^;;


あまりに珍しいのでオクでちょっと頑張ってしまい…
まぁ使いどころの無いギターを落札してしまいました。(^^;;
古い日本製、ソリッドの12弦ギターです。

シンメトリーで先割れ形状のヘッドと、
ビザールギターでよく見るネックプレートの刻印から
70年代中頃のAria Diamond製と推察しますが、
メーカー、ブランドが確定出来るモノが無いので違うかも知れません。
ネットで色々調べてみても同じカタチのギターは出てこないので、
オーダー品かも知れないですね。


このボディ形状はなんて言うんでしょう、
オリジナルデザインでしょうかね? (-⊡ω⊡)
斧の様な、コウモリの様な、他で見た事のないカタチ。
座って弾いてもバランスは悪くなく、ヘッド落ちも心配ありません。

ピックアップは白いシングルのカバードタイプが2個



コントロールはセレクトスイッチに、
1ボリューム、1トーンのシンプル設計。


入手時音が鳴ったり鳴らなかったりの状態でしたが、
接点復活剤で問題なく復活しました。
ただ、コントロールパネルを留めてあるネジ類が殆ど固着しており、
開けて掃除するのは断熱。(^^;;
辛うじて外せた2箇所の隙間からノズルを差し込み対処しました。

トレモロ内蔵型ブリッジのメッキも年代の割に綺麗です。
カバードタイプで弦交換、調整はカバーを外して行うようになってます。



複弦ギター、ベースのブリッジ部、ヘッドは複雑になり(*´Д` )ハアハア何処が満載です。


ボールエンドの固定部が何故か上下に空いており、
コマからの角度が弦毎に異なってしまう仕様。(^^;;
もうちょい綺麗に収まる様に出来ると思われますが…(´Д` )

ヘッドはご覧の通り。。。 (-⊡ω⊡)。
当然ですがペグだらけで…(*´Д` )ハアハア モノです。


ヘッドの自体に角度が少なく、
ペグ位置がナットから遠くなる5~2弦とその複弦は
テンションが緩くなる為でしょう、ストリングスガイドが付けられてます。




ネックには3重のバインディング。
このタイプは経年変化でガタガタになってるギターが多いのですが、
これはかなり良い状態です。


ポジションマークもこの当時のAria Diamondならでは。
低音弦側に寄った配置になってます。



入手時、複弦は無く6弦の状態で、
その時点でも弦高が高くとても12弦にして弾ける状態ではなかったのですが、
トラスロッドとブリッジの調整で、
ソコソコ弾けるレベルまで持って行けました。

バックには70年代らしいステッカーが… (-⊡ω⊡)
せっかくなので剥がさずにそのままにしておきましょう。



ネックプレート


調整とクリーニングを済ませてみると、
使用頻度も少なかったのでしょう。
大きなダメージも無く綺麗な状態です。


ジャストサイズの専用と思われるハードケースに収められておりケースも綺麗。
クッション入りのビニールレザーで覆われたハードケースは余り見た事のないケースで、
丁寧に作られていて良く出来ています。





アンプで鳴らしてみるとビザールなギターの割にはマトモで、
セッティング次第では使える音。

特にリアに振った音は粒立ちも良く良い印象です。

にしてもAria Diamond製であるのは間違いないと思いますが、
どういう経緯で作られたギターなのか謎です。
どなたかご存知方がいらっしゃいましたらお教えください。(・ω・)ノ



RSは久しぶりですね。(・ω・)
オクで安かったので思わずやらかしたのですが、
80年製のパッシブRS824です。

フォルムはMCそのままですが、
ボルトオンのメイプル指板、ディマジオピックアップと言った仕様で、
廉価版的位置付け。
ただし、廉価版と侮るなかれ。(・ω・)ノ
非常にアタッキーでパワフル!
ガシガシとROCKやるには最適な一本です。




ディマジオピックアップはPJ仕様。
トップ材にフレイムメイプルが奢られています。


コントロールは2ボリューム、2トーン、セレクトスイッチ。


ザクリのカタチはMCと同じですが中身はシンプル。
ノイズ対策も無くてこの辺りは廉価版…ですね。(^^;;


ブリッジはMCと共通。


メイプル指板はMCには無いのでRSならでは。


ヘッドのカタチもMCまんまですが、
ペグにトゲかあって独特のカタチをしています。 (-⊡ω⊡)



バックにもフレイムメイプル。(^.^)



コレはブラウンサンバーストですが、
黒の塗り潰しのカラーを有ったようです。
当時の定価は65000円、
2バントEQ付きのRS924が75000円でした。

あまり見かけなくなりましたが、
まだまだ安く買える80年代の名器です!(・ω・)ノ