
このバンドも特異点ですね。かの香織を歌姫としてフィーチャーしたイタリアン・テイストのアヴァンギャルド古典的芸能音楽集団。。。。って訳分から無いですね。ほぼ全曲の作曲をしている渡辺蕗子って人がキーマンだと思うのですが、とにかく他に類を見ない特異性。バンドと言うよりアート集団と言った方がしっくりくる。メンバーチェンジが激しくて1stの頃とその後では主要メンバー(かの香織、渡辺蕗子、塚野卓)以外は全取っ替えになっており、初期はPINKのメンバー(故)渋谷英広氏、岡野ハジメ氏も在籍。後期メンバーは寺師徹 、横山英規 、古田たかしらが在籍。このCDは1st『Cioccolata』と、ミニ・アルバム『L'alma Bella』のカップリングCD。「いつか見た青空」は日本語版になっていますがこれ1枚でCioccolataのほぼ全曲....かな。 85年には "Nina From The Dark Moon"「黒い月の二ーナ」 のタイトルで30分/7,800円ってばか高い値段のビデオ作品も発表。それもそのはず伊島薫監督に板谷充祐(後のミック板谷)が美術監督のこだわりまくりのビデオで、パッケージも真っ黒な化粧箱入りで圧倒的な存在感を放ってました。これはもう家宝モノです。これも隅っこにちょこっと。
かの香織さんはその後、爽やかな良質の自然派ポップ路線に行っちゃってそれはそれで良かったんですが、僕にとってはこのバンドで黒いタートルにパンツ、顔は白塗りで人形持ってパントマイムしてる姿が忘れられません。。。。