第26回クロスワードパズルのご参加ありがとうございました。
今回は難問で難しかったかと思います。
まず表のほうのご解答は以下のようになります。
26文字を抜き出して5つのワードに分けます。
(ⅰ)時代名 →えど (江戸時代)
(ⅱ)当時の出身地名 →いせのくに (伊勢の国)
(ⅲ)職業 → いし (医師)
(ⅳ)人物名 → むらさきしきぶ (紫式部)
(ⅴ)神さま名 → あめのうずめのみこと (天宇受賣命)
人物名のご正解は、
本居宣長 (もとおりのりなが)
でした!
本居宣長は江戸時代に伊勢の国で生まれ育ち、職業は医師でしたが大変な勉強家であり、当時の学問である儒教(伊藤仁斎から荻生徂徠への流れ)に疑問を抱き、また、仏教にも反発し、日本の古典思想(神学)を見直した国学者の代表です。
彼は紫式部の大変なファンで、源氏物語を題材にした『紫文要領』を著しました。この書のなかで、有名な「もののあわれ論」を展開します。
また、34年間という長い年月をかけて、『古事記伝』を完成させます。天照大御神(アマテラスオオミカミ)が天岩戸(アマノイワト)に隠れてしまい、世界が闇に閉ざされました。そのときに機転を利かし、阿呆のように歌って踊り、周囲の神々がそれを見て大笑いさせたのがアメノウズメノミコトです。天岩戸を閉ざして隠れていた天照は、一体何事が外で起きているのだろうと、好奇心で思わず天岩戸を開いてしまったのです。
そうして世界には太陽の光が戻ってきたという、古事記の前半のお話でアメノウズメは活躍したのでした。各地のお祭りで売られているオカメのお面とお正月のふく笑いの顔は、アメノウズメがモデルです。
5000ポイントをゲットできたかたも、今回は残念ながら解けなかったかたも、パズルへのご挑戦、まことにありがとうございました。
次回は簡単なパズルを制作しようと思いますので、是非、またご参加くださいませ。
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