人間は、他の誰かとの関わり合いの上で成り立っている


逆説的に言えば、他の誰とも関わらずに生きているヒトは、人としての営みを行っていないため所詮ヒト止まりだと言うことだ


家族、友人、グループ、恋人、クラス、同期、地域コミュニティなど我々の周りには様々な社会組織が存在しており、多くの人がそのいずれか、また複数に属している

ここにヒトとヒトとの関わりが生まれ、双方が人間としての生活を始めるのだ


ひとくちに関わりと言っても、人間関係は難しい


拡大すればするほど収集がつかなくなる上、何かと面倒事も増える

そもそもどこからどこまでが人間関係なんだといった疑問にも発展するだろう


そんななか、今回は特出して友人関係について話していこうと思う




これは前提としておいてほしいのだが、友人関係、ひいては近しいコミュニティでの人間関係はほぼ100%利害関係によってできていると自分は考えている


今回はその利害関係を-100~+100として考えてみてそのうえで自分の中で友人をランク分け(これは誰しも無意識に行っているかもしれないことだが、今回は可視化するためにあえてtier表に)してみよう


すると大体以下のようになる


S        70~               (1番近しい、大切)

A        50~69          (それなりに近しい)

B        20~49          (ある程度関わる)

C        0~19             (まぁ関わることもある)

D        -100~-1  (無関心、嫌悪)


皆さんはこの中でどのtierに何人ぐらいの人がいるだろうか?ぜひ考えて見てくれ


自分の中ではSティアが3人、Aティアが6人ぐらいだろうか


それでは自分にとってSティアの人達はどんな人だろうか?改めて考えてみよう



友人A

Aは大学生だ。

彼とは6年来の友人であるが、なかなか趣味が合う。面白いぐらい趣味が合うので、話していても話題は尽きず楽しいし気が楽だ。

なおかつ彼は教養人であり、彼からは新しいことを吸収させてもらっている。

大方思想も似ているため、政治の話なんかもできて良い。

ただ、私が男女間や健常者と障がい者との平等を望んでいるのに対し、彼は男尊女卑、障害者差別、人種差別を行う差別主義者だ。

もちろんそれも思想として認められるものであり、とやかく言うつもりは無い。

このような違いはあれど、彼は今まで会った人の中で群を抜いて馬が合うなと思えるので(一方的かもしれないが)ぜひこれからも仲良くしてほしい。

中高に通った6年間で1番良かったことは彼と出会えたことだと思っている。



友人B

Bは浪人生だ。

細い。




友人C

Cもまた大学生だ。

彼には本当に世話になっていて、生まれ変わって誰になりたいと言われたらCの名を挙げたいぐらい尊敬している。

私がAに近しいところを感じて仲が良いのに対し、Cとはそんなにすごく似ているとも思わない。

彼はなかなかドライな人間であるが、それでもたまに垣間見える人間性に惹かれるときもある。

自分は彼に貰ってばかりなのでいつかなにかお返し(自己満足だが)を出来ればいいなと思っている。



改めて文字に書き起こして思ったが、彼らとはあまり距離感が近すぎないため良好な関係でいられる(こっちがそう感じているだけかもしれないが)のだと思う。

それに加えて、自分が嫌いな「同調するタイプの人間」ではないのも大きいだろう。

ひとくちに「同調」と括るのも難しいことだが、これについては「共感」と「同調」の違いにおける持論があるので次回のブログで話したい。




結論、きちんと意見を持ち、それでかつドライな人間を私は付き合いやすいと感じる

おおよそそのような人間は合理的であり、教養深い人が多いと感じるが、兼ねてそれも私が好印象を抱くポイントであろう


適度な距離感があるからこそ嫌な面が見えて来ないだけかもしれないが、長い付き合いでこの距離感を保てていることが肌が合うということなのだろう


tierA以下については詳しく記述出来なかったが、機会があればまた話したいと思う



1度書いた文章が消え、書き直しでこのブログを書いているためグダグダでまとまらなかったが、今日のところはこんなところだろうか




親友と思える友達は1人や2人いれば十分だ

ただそのうえで、交友関係として適度に良い関係を持つ人が10人程度いれば、将来なにか良いことに繋がるかもしれない



次回は同調と共感について、また出来れば友人との信頼についてを話したいと思う。





友人Bについて記述が少なかったため補足しよう


彼は人間としてのだめな部分が自分に似ていると思う

浪人生なのにサッカーをしたり、3年かけて2科目を仕上げようとしたり、はたまた受験結果も見なかったりなどなかなか突拍子もなくファニーなことをして楽しませてくれる

彼の兄もそういったバラエティ性を持つため、これは譲れない血筋なのだろうか?

ただ、彼に関してはまだまだ私は知らない気がするし、彼の内面はいつまでたっても見られない気がする

けれどだからこそ一緒にいて、話していて面白いと感じるのだろう

お互い深入りしすぎない程度にもっと交友関係を深めて行けたら良いと思う