私が、スペインに移住してきた時、
ちょうど入れ替わるように
下の階斜めの家族が
新しくお家を買ったと
引っ越して行って、
荷物を少しずつ運び出しに
ご主人が時々マンションに来ていました。
それから暫くして、
ぐったりしたご主人と子供達の姿を
マンションでまた見かけるようになり、
子供達が階段でダダをこねていたり、
何か大きな声でご主人に叫んでいたり。
それでも会えば
子供達はちゃーんと挨拶してくれるし、
９５%が高齢者のうちのマンションで
元気な子供達の存在が
新鮮で可愛いんですよ！
それから、暫くして、
わんちゃんを連れた新しい女性が
家族に加わりました。
去年のハロウィンの夕方、
ふとベランダに出ると、
物凄い勢いで自転車を漕ぐハルク（妹）
とベンチに座る萎んだ
ディノザウルス（兄）を発見!
お兄ちゃんのディノザウルスは
空気を入れる機械の調子が悪いのか、
中々空気が入らないんです。
『ディノザウルス! 大丈夫?!』
とベランダから叫ぶと、
『大丈夫だと思う! ありがとう』
肺活量に自信があれば。。と思いながら
その後も気になってディノザウルスが
ちゃんと膨らんだか覗いていましたが、
そのうち
『おーーーーーい、
見て見て！膨らんだよ！』
（＊↑イメージです）
と下から声を掛けてくれて、
『カッコいいよー！いってらっしゃ～い』
と私が言うと嬉しそうに自転車ハルクと
走って行きました。
そしてクリスマスから数日経ったある日、
サンタクロース姿の妹とお兄ちゃんが
手作りチョコレートを作って
届けに来てくれました
（基本妹はいつもコスプレをしています
）
）私の分も作ろうと思ってくれた
その気持ちが、
嬉しいじゃありませんか
こんな異国の地で。。
小さな可愛いお友達が出来て
アジアのおばちゃん嬉しい！
先日、わんちゃんを連れた
新しいお母さんが、
『うちの子達、あなたの事が大好きなのよ！』
スペインではお年寄りと子供達に
かなり救われています
ある日ボサボサ頭でトボけた顔のまま
ベランダに出たら、下から
『やっほーーー！』
と子供達が手を振ってきました!
時々見上げてくれてるとなると、
これは迂闊にベランダに出れないぞ!と
私のバスクの小さな友達は、
身だしなみを整えるきっかけにも
なりました