「ほのぼのコンサート」で歌う曲の紹介です。その1


女声11名で、しかも小さなショールームの会場です。お客さんがすぐ目の前!ということで、緊張しそうです。まだまだ歌詞はうろ覚えですしょぼん汗が、顏晴りますビックリマーク


チューリップ赤『花』・・・滝廉太郎・武島羽衣 


歌う旅人 トラBell子

原曲より1音高い楽譜で歌っています。誰もが一度は聞いたことがあり耳慣れ


た曲なので、美しく歌うことは勿論!(指揮者よりチョキ)と、言われ続けております。


この曲は、弾くのも歌うのも迫力があって大好きです。


昨年は信長貴富編曲の『花』をバイオリンとピアノで歌いました。



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1900年(明治33年)に瀧廉太郎 によって発表された歌曲 集(組歌)『四季』の第1曲。

本来のタイトルは「花盛り」であったが、第3曲「月」、第4曲「雪」と合わせるために「花」にした(雪月花 )という。「荒城の月 」、「箱根八里 」と並び、滝廉太郎の歌曲の中でも広く親しまれている曲のひとつである。歌詞は武島羽衣 によって作詞された。速いテンポの二部形式で書かれ、当時隅田川 で盛んであった漕艇 (ボートレース、レガッタ)の様子など、春の隅田川の情景が歌われている




チューリップ紫『花の街』・・・團伊玖磨・江間章子



歌う旅人 トラBell子

初めての練習の時、前奏の部分を少し戸惑っておられたピアニストさんは20


代。「初めて弾きました!」とのこと。ショック! 私は毎年「團伊玖磨 筑後川演奏会」


でラストに歌わせて頂いています。


やはり年配の方がとってもお上手なんですよね~(‐^▽^‐)


左手の伴奏のリズムを捉えながら、メロディを歌うのがポイントかな音譜


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 【誕生秘話】  “江上フジさんは江間さんのお宅を訪ね、「たくさんの人に夢を与えるような詩を」とお願いしました。それを聞いた江間さんの頭にひらめいたのが神戸の町だったそうです。僕がそれをお伺いしていた時、江間さんは一瞬少女に戻られたような眼差しで、
 「私が乙女ごころに憧れていたのは神戸でした。でも一度もいったことはないんですよ。おまけに当時の東京は焼け跡だらけ。ですから、いまだ見たことのない憧れの神戸は、さぞかしお花の咲き乱れている美しい街だろうと想像しましてね、早く日本のどこへ行ってもそうあってほしいという願望をこめて書いたんですよ」
 と、夢見るようにお話し下さいました。
 片や、その当時の團先生の方は、・・・昭和二十年、今の東京芸術大学を卒業しましたが、これという定職に就くこともなく、毎日家でポロンポロンとピアノなど弾いていたそうです。・・・・偶然、お隣りに住んでいたのが、何とNHKの「婦人の時間」を担当している野田さんというご婦人だったのです。・・・・ある時、團家の庭に野田さんが現れました。・・・・「もしよろしかったら、この詩に作曲なさってみたら」といい、「七夕」という詩を渡しました。これも実は江間さんの詩だったのです。・・・・瞬く間に書き上げて渡したところ、関係者の間で大好評。その実績が次ぎの作品の依頼につながったのでしょう。
 團先生は「花の街」の詩を読んだとき、江間さんと同じように「こんな街があったらなぁと憧れを持って、昭和二十二年のお正月に作曲した」と話していました。・・・・この二人は作品が出来てから初めてご対面になったそうです。江間さんはその時の團先生の印象を「気位の高い、わがままなお坊ちゃんでしたよ」と話していました。

 
   
歌う旅人 トラBell子
   
    【江間章子の思い】
 江間章子(大正2年=1913年3月13日新潟県生まれ)は中学1年生用の音楽の教科書『中学生の音楽 1』(教育芸術社、平成9年)に、次のような作者の言葉を寄せています。
 “「花の街」は、私の幻想の街です。戦争が終わり、平和が訪れた地上は、瓦礫の山と一面の焦土に覆われていました。その中に立った私は夢を描いたのです。ハイビスカスなどの花が中空(なかぞら)に浮かんでいる、平和という名から生まれた美しい花の街を。
 詩の中にある「泣いていたよ 街の角で・・・・」の部分は、戦争によってさまざまな苦しみや悲しみを味わった人々の姿を映したものです。
 この詩が曲となっていっそう私の幻想の世界は広がり、果てしなく未来へ続く「花の街」になりました。”
 
           
 



チューリップピンク『さくら』・・・中田喜直・関原斉子


歌う旅人 トラBell子

桜の花の名にふさわしいきれいな曲です。初めて歌ったときに「あ~何度でも歌


いたいなぁ~!(*v.v)。」って思いました。とっても歌いやすくて、高音に入る前にな


ると、身体が自然と”遠く果てしないところへ飛んでいく”ような感じがして、声が


伸びるのです。そこで出し切った時の喜びは最高です。ヤッター!!ニコニコグッド!



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1992年の作品です。
中田先生の《さくら》は、8分の6拍子です。 《明るくのびやかに》と記されています。(*^_^*)


      
               ★ さくら ★

   さくら さくら さくらのつぼみ 包んでいるのは しあわせ
   しあわせが しあわせが ふくらむ ふくらむ
   みんなが みんなが まってる 春


      さくら さくら さくらの花びら ひらいていくのは よろこび
      よろこびが よろこびが あふれる あふれる
      みんなが みんなが みつめる 春


         さくら さくら さくらが満開 散っていくのは ほほえみ
         ほほえみを ほほえみを あなたに あなたに
         みんなの みんなの あかるい 春


                   
                            作詞:関原斉子  作曲:中田喜直



歌う旅人 トラBell子


次の作品は、「愛する歌」 作詩 やなせたかし・作曲 木下牧子  より

「ひばり」・「ロマンチストの豚」・「ユレル」・「さびしいカシの木」
ですニコニコ音譜まだまだつづくヨ・・・(^-^)/