義父の親せき宅でこの季節の名物

カルソッツをご馳走になりました!!

 

カルソッツとは日本では葱焼きとか言われている

玉葱の一種を炭火で真っ黒になるまで焼いて

オレンジ色の濃厚なロメスコソースをつけて食べる料理です。

 

このお宅でのカルソッツ会は毎年招待されますが

昨年は日本に一時帰国していたので行けず、、、

 

義父が車を手放したので、

今回はでっかい車を1台借りてドライブしていきました。

 

到着するや否や犬たちのお出迎え

 

ボーダーコリー リンダちゃん 2歳 めちゃ人懐っこくてかわいい!!

 

すごく静かだったウイスキー君

ウサギを追っている時に怪我をしてしまったらしいです

 

大きな農家でこのほかにも室内犬(チワワ)数匹、

農場を守る犬(すごい狂暴らしくて見れなかった)が5匹います。。。

 

 

 

放し飼いの鶏、、、

奥はワインのブドウ畑のようです。

鶏はここ以外にも奥に見える家畜小屋(?)で沢山飼っているようで

毎日山ほど卵が採れるらしい・・・いいな~

 

薪の山・・・これを料理や部屋の暖房に使います。

 

畑で朝採ってきたばかりのカルソッツ

これ以上新鮮なのは無い。

長ネギではなくて玉葱の一種だそうです。

くせのない味で焼くと甘くて柔らかい。

 

カタツムリだけは外から買ってきました。

相方がサンジョセップ市場の専門店で購入!

アリカンテ産の一番サイズが大きなカタツムリ。

 

まずはカルソッツを焼きます

表面が真っ黒になるまでじっくり焼いて

新聞紙に包んで保温。

 

一方で手分けしてカタツムリの準備・・・

カタツムリはこういう鉄板に並べて、

塩で動きを封じて、オリーブオイルや香草などをのっけて

炭火で焼きます。

 

けっこう可哀そうです💦

 

息子はずっとリンダと遊んでいます笑

 

 

私の義父母はどちらもカタルーニャ州のLleida(リェイダ)県の農家出身

 

農業が盛んで実は隠れた美食の土地です。

美食と言っても華美な料理では無く

素朴で滋養のある美味しいものが豊富。

この土地の人はめちゃ舌が肥えています。

 

カタルーニャの特に田舎は長子相続制が根強いので

農家はすごい富農が多いです。

ここのお宅も素晴らしく豊かな農家で

ピーク時期は何十人も人を雇って収穫するそうです。

 

もちろんほぼ完全に自給自足で生活できるそうで、

都会に住んでいると本当に人間らしい暮らしでいいな~と思います。

(苦労はあるだろうけど、もうなんかみんな幸せオーラ発してる)

 

カタツムリやカルソッツを焼いている間に、

最近生まれた仔山羊やウサギたちを見せてもらいました(*^▽^*)

 

山羊たち、、、

 

可愛い・・・!!

 

可愛いんだけど肉用のウサギなんだな、、、(複雑)

 

家の暖房と調理用の竈

 

このファミリーは普段はLleidaの町に住んでおり

この農家はお父さんが日々の作業で使っているほか

週末に利用しているそうです。

 

2キロ分のカタツムリの準備ができました( ;∀;)

 

こんな風にして焼きます

 

ドバっと塩をかけるのでちょっと塩分が怖いのと

可哀そうなのであんまり食指が動かなかったのですが・・・

余りのおいしさにけっこう食べてしまいましたw

 

続く、、、