結局、明確な目的が意味を成す。
その点は何においても同じで、
志をシェアするのも面白い。

そう言った点で正解や失敗は、
有志および人選が肝になるのだと思う。



さて、

人との縁、作品を内輪から外への発信、
そこら辺について書こうと思ったけれど、
スタジオシェアリングについて悩めるツイートを見かけたので、
今回はそれを書こうかなと。






【スタジオのシェア】

皆でレンタルか、所持するスタジオ。
まず安くはないから人数は必要だろう。
当然使って利益も上げたいところだ。

じゃあそのスタジオ、何に使おう?


【PR及びトーク番組】

僕が体を壊す前、活動中に
オンライン番組にゲストで出演した事がある。
イベント出演にあたり紹介プロモーション、
リアルタイムで僕に質問が飛んできて答える。

ツイキャスみたいな感じと言えば分かり易いな。


楽曲の世界観はどこからホニャララ。
小さい体でどうして叫べホニャララ。
そんな此方としては有り難い番組だった。


それを撮影していたのはレンタル会議室。
机にマイク、ライト、ミキサーと配信PC。
つまりスタジオの一角です。


こういったバンド宣伝だけでなく、
様々な視点での番組も作れるだろう。

ファン向け、ミュージシャン同士のトークや、
音楽を交えての世間話など。
かつてはそんな深夜番組もあったね。

あとレーベル番組だったら、
最近の動向やリリース情報にインタビュー。
喋りの上手いMCがいれば面白くなる。



これは外に向けて作品を発信しつつ、
一定の支持がないと難しいけれどさ。

けれど音楽だけでなくアートや様々な事、
人×場所、何でも出来ちゃうよね。

で、番組セールスの上げ方は長くなるから割愛。



【防音室の活用】




これだよね、ピンとくるのは。
タイムテーブルに任意の時間を予約する。
枠に余裕があれば存分にバンドの練習ができる。
(長くやりゃ良いってもんじゃないけど(笑)

練習だけでなくRECに使う人もいるだろう。
防音だ、音を出して良い場所だ。

上記のトーク番組と掛け合わせて、
セッション映像を撮るも良し、
音源を流すだけでなく生演奏も良し、
防音室の使い方は様々だろう。

カーテンを使えば部屋の見栄え、
バリエーションも変えられる。

アイデア次第では様々な作風のPVも。

偏った見方をしなければ
部屋は様々に活用できる。

人×場所の使い方は様々だ。



【何をするでなくても集まれる場所】



ババ抜き大会とかレクリエーションや、
もちろん会議室としても使えるし、
いわゆる拠点として設けるのも1つだろう。

アドバイスし合ったり、
音楽やアートのセミナーにも使える、
ドラムスクールさえも出来る。

何ができない?
外でしか出来ない事は出来ないなあ。
けれど外で撮ったものを編集する場としては使えるね。




【このインディーズ事務所に似た場所の価格は】



リビングに会議室と防音室。
まるでインディーズレーベルの事務所の様だ。
一社で所有する必要は無いが、
他所と所持するとなるとルールの協定は必要だろう。
また不便や不自由も生じてくるだろう。


そんなスタジオの価格、ピンキリだろう。
僕のバンドはアートスタッフも各々で活動していたため所有する必要はなかった。

だから書いておいて申し訳が、
知らない(笑


けれど検索してみれば出てくる。
やはり場所と規模でピンキリ。

多面的に見て収支と相談は必要だろう。
また収益の算段および投資としての考え方、
よく考える必要はある。


また、とある方を例に出したかった。
住む場所をスタジオにしたとあるDTMerさん。
その方を実例に借りようと記事を探したけれど
見つからなかった。

覚えているのは、
千葉の田舎の安い物件、
DTMやブログで収益、
東京まで電車で1時間ほど。

居抜き物件のリフォームだっただろうか。
居住スタジオとして使用しながら活躍していた記憶がある。


けれど、わかるよね。
郊外は安くて広い。
騒音を出しても住宅街でなければ、
どこから苦情がこよう。


その方は一人で踏み切ったから少し話が違うけれど、
そこそこ遠すぎない場所に利用価値のある施設を所持すれば、
それは今の時代、充分に役に立つ。

収益の見込みや算段があれば、
近くに寝るための安アパートを借りるのも手段か。


働く、稼ぐ、人生。
それらを考えた時に、

いや、そこは僕には何とも言えないか。

けれどインディーズのメリット、デメリットは、
おおよそ誰もが知りうるところだろう。

大手広告やタイアップなど、
取り分は少なくとも派手な手法か。

SNSなどをプロモーションに利用しての、
出来高制と自力で戦う手法か。
広告も金を出せば買えるけれどね。


考えだすと様々な事が絡み合ってくるが、
一つ間違い無く言えるのは

「やるからには本気でやる仲間で固めること」
「なあなあで一緒にいる仲間と踏み出すのは危険であること」

この2点だろう。


メンバーを集めるのが大変だから、
とりあえずメンバーとして確保してる。

こんな言い方はしたくないけれど、
企業的に見た時に足を引っ張るか、
流されるまま来て、ゆくゆく逃亡しかねない。



【終わりに】

と、たいして面白くもない話の最後を
ネガティブにしめましたが、
逆も然り。

音楽の発信が手軽かつ自由な昨今、
最高のチームが組めたなら出来ない事は少ない。

ただでさえ僕は今、十数万円の高機能機材を手にこの記事を書いている。
誰もが持っているが、様々な事ができる機材だ。
だからそう、何でも使う人間次第だろう。


人を、場所を、スキルを、
そして志をどう使うか。

全てはその人次第の時代だろう。

正解を歩くも失敗を踏むも、その人時代だろう。



さ〜て、次回のゲルニカさんは

内輪から外への発信
音楽において昔から変わらないもの
カツオとワカメの思春期

の3本でお届けします。

じゃん けん 

ドラドラドラドラァァァァァァァァ!!!