学力で「きょうだい」に追い越されるつらさ
発達に凸凹がある子どもとその子の「きょうだい」との関係。
最近は障がいのある子どもの兄弟姉妹、
「きょうだい児」の支援をする活動も少しずつ広がってきた。
でも、今日は敢えて、きょうだい児の問題ではなく、
妹や弟に学力で追い越されていくグレーゾーンの子どもに焦点を当てたい。
例えば、2歳違いの弟がいるグレーゾーンの男子、現在小3。
IQは80くらい。国語は比較的よくできるけれども、
計算はくり上がりのたし算でつまずいている状態。
弟は小1。国語、算数ともによくできる。
(あくまでも状況設定はフィクションです)
このような状況では、遅かれ早かれ、学習面で兄は弟に追い越されていく。
特に2歳違いくらいだと、
弟は「兄を追い越したい」と思っていることがよくある。
だから、容赦なく、がんばる。
年下のきょうだいに追い越されていく瞬間は
本人にとっても、親にとっても、切ない瞬間。
追い越されても、そこに強い意識が生まれずスルーできる子どももいれば、
弟に追い越されたことで、更に劣等感を膨らませてしまうこともある。
最近は障がいのある子どもの兄弟姉妹、
「きょうだい児」の支援をする活動も少しずつ広がってきた。
でも、今日は敢えて、きょうだい児の問題ではなく、
妹や弟に学力で追い越されていくグレーゾーンの子どもに焦点を当てたい。
例えば、2歳違いの弟がいるグレーゾーンの男子、現在小3。
IQは80くらい。国語は比較的よくできるけれども、
計算はくり上がりのたし算でつまずいている状態。
弟は小1。国語、算数ともによくできる。
(あくまでも状況設定はフィクションです)
このような状況では、遅かれ早かれ、学習面で兄は弟に追い越されていく。
特に2歳違いくらいだと、
弟は「兄を追い越したい」と思っていることがよくある。
だから、容赦なく、がんばる。
年下のきょうだいに追い越されていく瞬間は
本人にとっても、親にとっても、切ない瞬間。
追い越されても、そこに強い意識が生まれずスルーできる子どももいれば、
弟に追い越されたことで、更に劣等感を膨らませてしまうこともある。
つまずいていることに目を向けるのではなく、
その子のプラス、その子の得意を見つけて育てたい。
劣等感ではなく、
その子の個性を育てたい。
待つこと。
見守ること。
あせらずに、あわてずに。