障がいのある子どもの喜びのタネ | 不登校の子ども、障がいのある子どもの学びの場☆スペース海

障がいのある子どもの喜びのタネ

「この子と共に生きてきてよかった」という瞬間を

少しでもたくさん集められるといいなあ。



きのう、個別指導に来た子どもはピアノ教室の帰りだった。

「1曲だけだけど、両手で弾けるようになったんですよ!」

とお母さんがうれしそうに話してくれた。


よかったね!

お母さん、うれしいだろうな。


実はこのピアノ教室はスペース海の副代表が運営している。

もともとはごく普通のピアノ教室だったように思うけど、

いまは障がいのある子どもの割合が高い。

彼女の教え子にはNHKに出演して、演奏した子どももいて、

障がいのある子どもへの理解、その指導には定評がある。



発達障がいの子ども、知的にかなり遅れがある子どもが

小さな小さな積み重ねで、表現手段を獲得していく。

その指導は本当に根気のいるものだと思う。



すばらしいね、本当に。

そんな場所が少しでも増えて、

障がいがあっても子どもの中に喜びを見つけられるといいよね。

喜び探しは大切なんだ。



その副代表はスペース海をスタートさせる時、こんなことを言った。


  新田先生、障がいのある子どもたちとの関わりの中では、

  子どもたちのできることが増えて、時には劇的に変化することも

  あるかもしれない。

  でも、それを新田先生の指導の成果だと思ってはいけないと思うよ。

  子どもたちには成長する力、殻を破っていこうとする力がある。

  私たちはほんの少し、ちょっとだけ、子どもたちのその力に手を

  添えているに過ぎないんだから。



私はずっとその思いを持ち続けたいと思っている。


だれにでも、成長しようとする力、変わっていこうとする力がある。

それぞれに与えられたその力の前ではいつでも謙虚でありたい。