季節はずれの卒業式、なぜ? | 不登校の子ども、障がいのある子どもの学びの場☆スペース海

季節はずれの卒業式、なぜ?

ゴールデンウィーク明けにワークホーム海の実では卒業式がある。

もちろん、恒例になっているわけではない。

家族で県外に転居することが決まった利用者のために、

ちょっと季節はずれの卒業式ということになった。


ワークホーム海の実は平成17年にスタートした。

18年からの利用者だから、7年目に入ったところなんだね。


いままでグループホームで家族から離れて生活していた。

家族と離れてグループホームで生活するか、

それとも、家族といっしょに県外に転居するか、

きっと、ずいぶん悩んだんだろうな・・・。


いつかはみんな、親から離れて生活する時がくる。

「親亡き後の生活」というのは、

障がいのある人にとって、大きなテーマなんだよね。


その利用者は家族といっしょに過ごすことを選んだ。

私はそれで良かったんじゃないかと思う。

家族の温もりの中で生活できるということはすばらしい。


でも、一方でこんな思いもある。

親亡き後の生活ということになると、

グループホーム、施設入所という選択肢。

年齢が上がってからの集団生活は当事者にとって大きなストレスになる。

特に自分の気持ちを表現することの苦手な知的に遅れのあるケースは

大きなストレスになる。


障がいのある人の最期を看取るということも含めて、

いつも優しく見守ってあげたいと思う。