寅さんとスペース海のおっちゃん | 不登校の子ども、障がいのある子どもの学びの場☆スペース海

寅さんとスペース海のおっちゃん

ふと、寅さんはどうしてるんだろう・・と思った。

寅さんの「男はつらいよ」シリーズはずいぶん続いた。

でも、いつかは「それ、どんな映画だったの・・」という世代だって現れる。

・・・去る者は日に以て疎しって感じ。



なんで寅さんって人気があったんだろう ?


・・・一本気で優しいからね。

けど、

実際に身内に寅さんがいたら、大変かも・・。

いつでも、平穏な日常生活をかきまわされて・・。

でも、そこには新たな発見もあったりして・・。



2年ほど前に千葉県内のあるNPO法人の主催で自殺防止研修会が開かれた。

講師はこの問題に長年取り組んでいる曹洞宗のお坊さんだった。

そのお坊さんはこんな話もされた。


   子育てのするときに、「人に迷惑をかけるような人間にだけは
   
   ならないでね」と親が子どもに言い聞かせる。でも、人間として

   生きている以上、誰かの世話になっている。だれかに迷惑を

   かけているものなんだ。人に迷惑をかけることは悪いことではない。

   でも、世話になった分、迷惑をかけた分、ありがとうの思いは

   伝える必要はある。 



私たちは迷惑をかけることが悪いことだと教えられ、迷惑をかけないように

生きることが良いことだと教えられてきた。

迷惑をかけることが悪いことという意識は同時に、迷惑をかけられたくない

という強い思いにつながっていく。

昨年の流行語のひとつに「無縁社会」があった。

迷惑をかけたくない、かけられたくない思いが無縁社会を加速させた・・

ということはないだろうか。



寅さんはほんのり行きずりの縁も大切にしながら、

困っている人に真心を尽くす。

迷惑もかけるけど、人の迷惑も受け止める。

そんなところが寅さんの魅力のひとつかもね・・。


あ~あ

いつか私は「スペース海のおっちゃん」と呼ばれるような人になりたい。

「新田先生」ではなく、「スペース海のおっちゃん」と呼ばれるようになりたい。

そして、困ったときに、ふと、戻ってこられて、その迷惑を受け止められる

そんな人、居場所になりたいと思う・・・面倒くさいと思わずに !