SPACE SURF BLOG ~風の便り~ -43ページ目

パドル それでも前へ

新しい発見


SPACE SURF BLOG ~風の便り~-110625_1819~01.jpg

静岡と言ったら
BIG WALL 。


まだ誰も走っていない 面ツルな壁。(波)


久しぶりに壁(波)を走り抜ける

波壁をサーフする


ドンブリさんのスケートを見てみたい。


台風5号のうねりは、静岡のどこのポイントにも波を届け てくれました。


天気もまるで梅雨明けかと勘違いする様な

素晴らしい晴天。

1日中海に寄り添い、波の声に耳を傾ける。

掛け替えのない時間。


今年は、本当に沢山の仲間が御前崎に遊びに寄ってくれる。

 皆、今起きている状況をそれぞれの環境で考え、想い、捉え、前に進んでいる。


震災以降
 原発の事故以降

俺もみんなも変わったぜ!


とっくに世の中変わったぜ!


放射能の広がりは福島や茨城、東日本の問題じゃない。
 海に流れ出た放射能は、3年かけてアメリカ西海岸に到達するという予測を見た。


事故が起きて最初に
 自分の想像した


カナダ、アメリカ、メキシコ、太平洋、フィリピン、台湾、日本。


太平洋を一回りする


 海への放射能の広がりは、どうやら現実になりそうです。


一概に全ての放射能が海流に乗るとは思いませんが…

 静岡のお茶にまで飛んでくるセシウムやヨウ素は、やはり海でも軽く流れていきそうな気がします。

何年かしたら
 海を廻って
 沖縄や台湾
 勿論、静岡の海にも

届いてきてしまう。




地球はどこへ向かう?

人々はどこへ向かう?

頼りになるのは
社会性より野性

世間体より自己判断。

これから 先、

東京や静岡、神奈川や埼玉。

避難という決断をした人達を そこに残る人達は、どうか非難しないでほしい。


誰も真実を語れない中で、


テレビやインターネットを見て動いていたら
遅れますし実際遅れてる。


大切な家族や仲間を守りたい。

だから僕は、こうして想いを綴る。


そしてここからの 2010年代

限りある場所と許される時間の中で

深く刻んで
先に繋いでいく。
パドルはとめない。
時代を友に前に進んでく。

 

Da Monde Select

またもや

撮影&編集作業に入り始めた


『さもchannel』


FishFryのアフターパーティーで 流した映像を更に磨き


幻バンド

【FryFLyAlLLSTARS】

その貴重なライブ音源とパーティーの模様を追加編集して

練り込み。


宇宙コーポレーション

映像作品第2作。

もうすぐ出来上がりが近そうです。


そして完成と夏を迎えに西日本への上映&撮影TOURも決めました。


まずはずっと行けてなかった隣の岬、伊良湖岬を皮切りに


琵琶湖~大阪~徳島~高知~香川~広島へと。

旅先で出会った

風景や仲間達の姿。

波や奇跡の一瞬を追い求め

そして広島では、日本が経験した核の話に耳や心を傾け


7月10日に広島県福山の光信寺で開催される



【GreenGreenMusicFestival】から昨年に引き続きのお誘いを頂き、今年は家族を連れてお邪魔しようと思っています。

ライブは、いつもの顔。

KeisonにLeyona。
そしてb-iLL君。

そして山々に囲まれた 普段は静かに佇んでいるであろうお寺の境内を使ってのフェス。


日本を感じるし、
主催されているチャバさんやスタッフの皆さんのチームワーク。

お寺の方の深い理解。

音楽が好きな自分には本当に

有り難く尊いフェスティバルです。


そしてこの旅で出会う土地で生きるヨコノリ民族との合流 交流。

自分の
静岡の
日本のサーフィンの先を結んで繋げて未来に伝えていけたらいいと思う。



さて、ここ最近の静岡【Da Monde Select つちのこWaves】

貸切でいい波。


これ
つちのこサーフtourの醍醐味です。



SPACE SURF BLOG ~風の便り~-110617_1609~01.jpg



SPACE SURF BLOG ~風の便り~-110617_1611~01.jpg



SPACE SURF BLOG ~風の便り~-110617_1604~03.jpg


波がみんなを待ってます。

夢neo

精神と時の波


考える前に動く

考える前に感じる。

信じる。
貫く。


昨日は、雪山FLOWサーファー 『西山勇』くんの手作りアライヤの試乗会。


アライヤとは、要するに一枚の木の板でできた洗濯板サーフボード。

 普通のサーフボードに比べたら、飛びきり薄く、足まわりになるフィンも着いていない。

 勿論、流れ止めも
なにもない。

古代のサーフィンの歴史に存在した

タイムスリップサーフボード。


乗れる 乗れない
浮く 浮かない
あれや これや

アライヤに乗る時 いつもとは違う、自分を取り巻く環境になかなか平静ではいられない。


波が来る。

大きく深呼吸。

ここで迷いは消える。

肺に溜まった酸素が大切な浮力。

アライヤに乗り自ら研究した【肺ポンプシステム】

肺に溜まった酸素の浮力を生かしながら、呼吸によって浮力を操る 技…?


波を迎えに行きながら次第に息を吐きながらパドルする。
波に
 板に

体の重さが伝り始める。

【信じる】

波も
自分も
板も。

そして息を吸い込み立ち上がる

自分の描いたラインを ありのまま

【貫く】

僕は、全てのヨコノリにおいて、その日1番初めの1本目。


【First】に感覚を集中する。

それは全てがスローモーションになるからだと。

自らが学び

雪山に生きる仲間達から その大切を学んだ。

『一番最初のライディングを見たら本物かどうかはすぐに分かる。』


僕は、それから10数年。

その日1番最初の1本目を大切に乗ってきた。


話は戻り、西山勇くんの創ったアライヤ。
本人が見ていてくれる前での1本目。

信じて 貫いて
自由に波の上を舞う事ができました。
今まで乗ったアライヤにはない フィーリング。

ここにまた1人のアライヤ職人が生まれました。


そして、そのセッションには兼ねてから行ってみたかった
石川県 金沢にある【CaJon/カホン】というお店の方々もご一緒にサーフ。

最高な波に素晴らしい笑顔と仲間達。
これを機に近く 石川を訪ねたいと思いました。

ありがとう勇くん よろしくCaJon