SPACE SURF BLOG ~風の便り~ -174ページ目

 お盆 休み  

 
 お盆休み…。

『休み』と名がつくと、つい遊び呆けてしまう自分の性格。
なので休みとお盆をしっかり分けて、自分なりのお盆を過ごしてみました。

つちのこ荘の掃除。
爺ちゃん婆ちゃんへの感謝。


 町内の盆踊り大会。

迎え火送り火。 また来年。

遠い昔に生きた自分の先祖との繋がりを意識してみる。

繋がる命。繋げる命。

今ここにいる幸せ、命を繋げてくれた母ちゃん父ちゃん
爺ちゃん婆ちゃん。
その先ずっと昔のご先祖様に感謝です。

 ありがとう!


 やがて僕も
命のリレー。繋げていこうと思います。

そして休みの部は
ゆっくり波乗り…。
混雑する御前崎を横目に西に走る事15分。

波 好し
綺麗な海面。

上げ潮に乗った
コシハラハラ。

波情報には載らない
つちのこポイント。
今日もたくさんのいい波に出会えました。
 
 波を探す。

波情報が発達した今、忘れられている波乗りの楽しみのひとつ。
 
 五感を使い六感で動く。
 

僕らは波乗り渡り鳥。
太陽さん。。

 明日も1日よろしくね!

  夢NEOSPACE SURF-090816_1818~0001.jpg

Spacesurfと『Re』の関係。


Spacesurfを作り始めてはや2年。


この世に確認されているだけで、現在120ものspacesurfboardが日本、はたまた世界各地を今も飛び回っています。


サーフボードを作る時に出るウレタンフォームの切れっ端…。

巨大な波に飲まれ折れた役目を終えたサーフボード…。


そしてそれらの廃材となったボードやウレタンフォームは、燃やせば有毒ガスを発生させ、砕けばアズベストと同じ様に人体に影響が出るガラスの粉末となる。

そう言った理由で廃材のほとんどが最終処分場に行き、地球に埋め戻されてしまっている。


そういった現状は、普段何気なく波乗りを楽しみサーファーの間ではあまり知られてはいない。


そんな廃材から、再び形ある『モノ』に生まれ変え、新しい命を吹き込むスペースサーフ。


そしてスペースサーフは、たくさんの『Re』の中を飛び回っている。


 Reuse。Remake。
Recycle…。

地球に埋めたって自然には還らない。

ならば、それを再び生かし、もうこれ以上ゴミを生まない。

そして世界中のサーフボード工場やサーファーが作り出すゴミを減らしたい。

それは、波乗りを愛し、海に生きる。 僕の海への礼儀でもあり、恩返しでもある。


僕の蒔いた思いの種が、やがて世界に届き、形ややり方は違えど

 それぞれの宇宙で芽が生まれ、

 それぞれの土地の花が咲く事を


僕は心から願っている。


枯れ木に花を咲かせましょう 夢NEO

 稲村ジェーン

台風8号を追いかけ迎えた先日の旅。
たくさんの人と出会えた事は、僕にとってかけがえのない財産となった。

そしてもう1つ、 伝説の波と呼ばれる1本の波とも出会う事ができた。

『稲村ジェーン』
僕が波乗りを始めた頃、友達やレンタルビデオ屋を回り、波乗りのビデオを探しあさっていた中で出会った1本の映画。

楽しみの波乗りの映像はあまりなかったが、僕はその世界観や雰囲気に湘南という街への憧れに似た感情を持ったのを覚えいる。


そしてその映画の中の主人公は、人物ではなく、稲村と呼ばれる場所にくる伝説の波だったと記憶している。

そして先日、その伝説の波に始めて出会う事ができた。

その時の興奮は、言葉では言い表せないほど、僕を感動させた。

だからあえて写真は載せません。


二度と同じ波はこない。 そう言われる波。

そしてその一瞬の中に生き、
その一期一会に一喜一憂する。


僕達は海の中を
波の上をダンスする旅人。


1本の波が、その人の人生をも変える。

大袈裟な話なんかじゃないよ。


だって僕がその1人なんだから…。

そして僕は、明日も波を迎えに海に行く。

みんなの所に いい波が届きますように。
そう願いを込めながら…。 夢NEO