やまがらが、ビービーと鳴く。
カメラを持ってウロウロしている私に、「あっちに行け」といっている。
体は小さいが、気が強い。
今朝は、さらに元気だ。
いっばいに実をつけたエゴノキの枝を飛び回り、その実を食べるのに忙しい。
子供たちは、エゴノキの実をコーヒーの実とよんでままごとに使う。
スリットの入った茶色の実は、ソックリだ。
実が若いときには緑色だが、熟すと、殻がはじけ、固い茶色の実が落ちる。
サポニンという毒が含まれているから人はたべられない。
だが、やまがらは、これが大好物で、生っていると、この実ばかりを食べる。
他の鳥は固い実を割れず、やまがらの独占なのだ。
実を割るカツカツという音が、静かな秋晴れの日に、よく似合う。