スキンヘッドにサングラス
花柄のジャケットに
ピチピチのジャージを履いたイケメン
真っ赤なスニーカーも蛍光色で
より輝いて見える

とてもきらびやかで直視出来ない
かろうじて柱の影からその姿を拝見する

私のようなものでは
一歩も踏み込めない領域にいる

いつも無難な服を選んでしまう私は
正直ファッションから逃げている

最近はなるべく攻めた服を着ようと
2、3歩踏み込んだ服を買うが
どうやら
はたから見れば攻めた服ではないらしい

急に星人みたいな服を着たら
周りの人が心配するんじゃないかと
不安になる

私の服等誰も興味ないので
好きな服を着れば良いのだが

好きな服を選べないジレンマが
いつも私を惑わせる
星人の服が遠くでキラキラしている