今日は過去の私のお話をしますね。
ある時期、私はずっと逃げていました。
見たら心が折れそうで
聞いたら立ち直れなさそうで
触れたら全部壊れそうで…だから避けてきた。
「大丈夫、大丈夫」って言い聞かせて
心の中で警報が鳴っているのを
音量を下げるようにしてやり過ごしてきた。
でも、どれだけ目をそらしても
現実はそこに居座り続けるんです。
まるで、部屋の隅に
置きっぱなしの段ボールみたいに。
開けたくないから放置してるのに
そこを通るたび視界の端に入ってくる。
あれがある限り、なんとなく落ち着かない。
「向き合う」は痛みを伴う行為
心理学でも脳科学でも
「回避行動」は自然な反応だと言われています。
脳は生存を最優先にするから
痛みやストレスを感じることを自動で避ける。
だから“見ない”は
あなたが弱いからじゃない。
生物として当然の反応なんです。
でも、この安全装置には落とし穴がある。
それは
「安全と一緒に、変化まで止めてしまう」
ということ。
向き合わないでいる間、願いも動かない。
過去の私の場合
それはお金の不安でした。
売上が落ちても、通帳や明細を見ない。
見たら心がざわつくから。
でも、そのざわつきこそが
次の一歩を教えてくれるサインだったんです。
扉の向こうに行くための“通過儀礼”
ある日、覚悟を決めて全部見ました。
現実は厳しかった。
でも不思議と、数字を見た瞬間から
感情よりも行動の方が先に動き出した。
脳は恐れを感じても
それを観察し続けると
「戦うモード」に切り替わります。
意味づけを変え始めるんです。
「もうダメだ」から
「じゃあどうする?」へ。
これは痛みを伴うけれど
まるで手術のようなもの。
切られる瞬間は怖いし痛い。
でも、その先にしか回復はない。
向き合った瞬間、物語が動き出す
思えば、私が本当に動き始めたのは
“怖くて見たくなかった気持ち”
を正面から見た時でした。
怖さを感じても、立ち止まらずに見続けた時
逃げる自分を責めず
「でも今日は見てみよう」と思えた時
その瞬間から
周りの景色が少し違って見え始めた時…
願いは
向き合うその瞬間から静かに動き出します。
まだ何も変わっていないように見えても
内側ではスイッチが入っている。
あなたへ
もし今、見たくない現実や感情があるなら
それは人生が
「次の章へ行く準備をしよう」
とサインを送っている証拠です。
向き合う痛みは、永遠には続きません。
でも向き合わないままの違和感は
ずっとそこに居続けます。
その段ボールを開ける時は
もしかしたら泣きながらかもしれない。
でも、その中から
あなたがずっと探していた
地図が出てくるかもしれません。
だから――
怖くても、今日、蓋に手をかけてみてください。
それが、願いを動かす唯一の方法だから。
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