語彙がないことは、感じないことと同じ?
本日は初開催のLabだった
過去のわたしは
「悲しい」も「つらい」も「しんどい」も
気づけば全部“同じ箱”に入れていた。
けれど本当は違った。
それは「悔しい」だったかもしれないし
「無視された気がした」
「バカにされたように感じた」
そんな繊細で
もっと丁寧な感情だったのかもしれない。
言葉を持たない感情は、置き去りにされる。
そしてそれは
「自分の気持ちが分からなくなる」
最初の一歩でもある。
Unlock Inner Voice Lab。
私たち4人で行ったこのラボは
“語彙力”という名のもとに
実は自分の心の声を取り戻す時間だった。
「語彙力は伝えたい、わかり合いたい。
その経験値が生み出していく」
という一言が、今でも深く響いている。
語彙を増やすとは、辞書を読むことじゃない。
「自分の感情に
もっとぴったりの言葉をあげること」
それはまるで“感情の通訳”みたいだった。
自分の気持ちに
ぴったりの言葉をあげられるようになると—
人と話すのが、少しだけ怖くなくなった。
「伝わらない」が、「届いた」に変わる。
「わかってもらえない」が
「私はこう思ってる」で終われるようになる。
何よりも増えたのは
「私ってこういう人なんだ」
という実感だった。
みゆきちゃんの“語彙=白米”のたとえに、ハッとした
私たちは、「語彙」という白米があるから
“いいおにぎり”が作れるんだと思っていたけど
本当は違った。
語彙は、“おにぎりを握る手”でしかない。
心で感じた“白米”がまずあって
伝えたい“梅干し”や“おかか”があって
誰にどう届けるかによって
にぎり方や味わいが変わる。
それに気づいたとき
語彙はテクニックじゃなく
「届け方」なんだと腑に落ちた。
実はその日
私は涙の記憶をひとつ、言葉にできた。
過去、7〜8年前のこと。
今さらもう蒸し返したくもない
でも…ずっと心の奥で疼いていたある記憶。
それをふとした拍子に思い出すと
自分でも毎回、驚くくらい涙があふれてくる。
それをずっと抱えてきたのだが
やはりみんなに話しても涙が出てきた。
「そんなことを今さら言ったって……」
と思っていたし
“なかったこと”にしていたのかもしれない。
けれどその日、語彙を探すワークの中で
「私が本当に感じていた気持ち」
にぴったりの言葉を見つけた。
そして最後、詩を作る時間(ワーク)がきた。
不思議なことに
私はその記憶を思い出しながら
スラスラと、言葉が“生まれて”きた。
そこには「許そう」という言葉があった。
完璧じゃない私を
完璧じゃなかった相手を
何度も繰り返して問い続けてきた過去を。
ようやく—
「もういいよ」って、自分で終止符を打てた。
なぜそれができたのか?
それは、自分の感情をそのまま見つめて
ちゃんと名前をあげたから。
もちろん綺麗事ではなくてね。
逃げるなよ!
感情に言葉を与えたら
それはようやく「存在」になる。
それまで
“ただのしんどさ”でしかなかったものが
「取り返しできない傷をつけてしまった」
「誰にもわかってもらえないと思った」
そう言葉にできた瞬間
記憶の中の私がふっと泣き止んだ気がした。
語彙を増やすって“生きやすさ”を増やすってことなんだ。
語彙力とは、「人に伝える技術」じゃない。
自分を丁寧に扱うための“手段”だった。
なんで!すごい!マジで?ほんとに!やばい…
そんな言葉しか出てこなくても
自分が感じたことを
ちゃんと足してつけてあげれば
それは立派な言葉になる。
響く人には、ちゃんと響く。
国民全員に伝わらなくていい。
まずは、自分のために言葉を与えること。
それがこのラボで、一番大切にしたことだった。
最後に。
あの日
言葉にならなかった涙を言語化できたからこそ
私は前よりも
「優しい気持ち」
で過去を見られるようになった。
語彙を増やすことは、感情の通訳になること。
感情の通訳は、自分を癒す第一歩。
Unlock Inner Voice Lab—
これは、ただの“言葉の学び場”ではありません。
“私の本音”を取り戻す場所です。
最後にみんなで飲んだ
フロートが染み渡った
8/19・27開講
ヒプノセラピスト養成講座
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個人セッション→Unlock Inner Voice
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