為になる、ヘッドライト 「嘘?」 「ホント?」・・「正解」は?

【ハロゲンランプ】ハロゲンを馬鹿にしてもらっては困ります。でも流行でHIDやLEDにすればいいってもんじゃない!? 逆行発言? いやいや真面目な「マメ知識」です。

(スタッフ 岸圭介 談 )

①最近は純正ヘッドライトではHIDやLEDといった消費電力が少なく明るいものが定番になっています。光の色も純白でハッキリした発光色でカッコ良く見えますね。これにあやかって、純正のハロゲンヘッドライトからHIDやLEDに交換する人も多いはずです。(当店でも推奨

さて、純正のハロゲンヘッドライトは黄色みの混ざった発光色で少し古臭い雰囲気がありますね。そうかと言って白く発光させるタイプのハロゲンでは、ランプに青色のフィルターを通しているので暗くなってしまいます。これでは特に雨や雪などの視界の悪い状況では余計に見えにくくなってしまいます。

どちらかというと車にこだわりのある人には嫌われがちな存在なのがハロゲンランプですね。

②さてさて、そんなハロゲンランプですが、HIDやLEDに交換すれば消費電力が少なく、明るくなりメリットばかりなのでしょうか?

いえ、そんなことはありません。ハロゲンランプのメリットをご紹介しましょう。

③ 光の色を表す値に「色温度」があります。ヘッドライトバルブではK(ケルビン)で表すことが多いです。それでは「ケルビン数」の特徴を紹介します。

【3,000K】…黄色のような光です。霧などの悪天候時に本領発揮してくれます。フォグランプに採用されるとことが多い色温度です。道路などの街灯が黄色やオレンジなのも悪天候時に見やすいためと言われています。

【3,200~3,500k】…純正バルブの色温度がこの辺りのようです。少し黄色かかった、たき火などの炎と同じ色温度と言われ、心理学では見ていて安心感が出るとも言われています。悪天候にも安定して視界を確保してくれます。非常に万能な色温度と言えます。

【4,000~5,000K】…純正よりもやや白く、『白色』とも言えるタイプ。視覚効果で明るい・良く見えるといわれていますが、悪天候などは条件によっては不向きとも言えます。バルブ本体に青いフィルターを通すので減光されてしまいます。

【6,000~6,500K】…ここまで来ると青みが強まってきます。そのためフィルター色がより強まるのでライトの灯り自体が4,000~5,000Kに比べより暗くなってしまいます。これは悪天候時などは不利です。大雨などにはかなり弱く、道路の端などが死角になってしまう程です。どちらかと言うとファッション性が強いので実用向きではありません。「パッ」と見は明るく見えますが、実際はその反対です。注意しましょう。

★ ㈲スペースサービスでは「ヘッドライト」に関する素朴な疑問・設置に関する事項などの相談を受け付けております。

また「ヘッドライト・カスタム」などはこの10年で様々なコンセプトを持ったパーツなども拡販・流用されて参りました。 装着に関する「メリット」「デメリット」は様々なケースが御座います。

ぜひご相談下さい。我々専門スタッフによる的確なアドバイスをさせて頂いております。

※ヘッドライト系のカスタマイズ費用は一般的にも高額な価格帯になります。「デメリット」も多々有ります。ただ、私共スタッフには御気軽にご相談頂ければと思います。
(この文章は、弊社HPより転載・文章作成 岸 圭介)