

★「ナビゲーション・システム」現在は「当然」の装備ですが・・・・・・・・・僕が19~20歳の頃、それは「高嶺の華」でした・・・。
世界初の市販GPSナビとして誕生したのが、カロッツェリアの“サテライトクルージングシステム” 「AVIC-1」(エイビック)というナビゲーションシステムです。(現在のAVICシリーズのご先祖様)
地図を収録したCD-ROMも、衛星の電波を受信するGPSも当時は一般にはあまり知られていない技術で、それらを使う機器もコンシューマー向けとしてはほとんど存在していなかった時代です・・・。
システム構成は現在よりも複雑で、モニターを搭載したビジュアルコントローラーにディスプレイプロセッサーやGPSレシーバー、GPSアンテナなどを接続。さらには地図CD-ROM(地域別に4枚を用意)のデータを読み込むためのCDメインユニットやCDチェンジャーが必要だった。システムを揃えるとなんと50万円を超えるほど。(フルセット780.000円だったと思う)
機能的には紙地図が画面に表示されるというイメージで地図の拡大や縮小は4段階。
当然ながら自車位置は表示できるものの目的地検索、「ルート探索」「ルート案内」など現在では当たり前になっている機能は搭載されていなかった。
しかも発売当時はGPS衛星の数が少なかったため使用できたのは1日に数時間。(マジです)
それだけに当時の車好きが振り向き、新し物好きの一部の人たちだけ(・~・)←で、高いオモチャといった認識の人がほとんどだったみたいですね。
(・~・)当時、取り付け工賃含めて90万ちょいのローンを組んだのは・・・・・・僕です(:~:)
※48回払い。(4年)
