三日目、今日で帰るので、どこか見ようか、と
提案すると、「えーーー、行くのーーー?」と。
朝食を食べながら、「まあ、折角旅行に来たんだから、
ちょっとくらい楽しもうよ」となだめると、「もう十分に
楽しんだ」と。「だって刺身を食べに来たんだから」
そうか。。。父ちゃんと旅行と言う意識は無いのか。
とはいえ、宿に残すわけにも参りません。羊飼いの
ように、群れから離れないように、河津までやって
来ました。この暑いのに、「バガテル公園」です。
フランスの何とかいう建物を模した休憩所です。
時節柄、数は多くはありませんが、
色とりどりのバラが咲いています。
なぜだか、急に元気になって、写真を
撮りまくってるヒトがいます。興味の
対象があると、それまでヘロヘロして
いたのが、嘘のようです。
情熱の赤いバラ~、そしてジェラシー♪
などと鼻唄でも歌ってるのでしょうか。
珍しくイイ調子です。
と、思ったら、やっぱり陽に当たると
溶ける体質な様で、涼しいトコロで
バラジュースとタルトになりました。
洒落た土産物屋を除くと、「バラジャム欲しい」
などと言いますので、一つ購入して駅に戻り
ました。電車を繰り上げようとしたのですが、
お盆のさなかで満席です。已む無く、一旦
稲取に戻り、駅前の喫茶店で懐かしい味の
ナポリタンをいただきました。なんだか郷愁を
そそるような昭和の味でしたが、ついウトウト
して写真を取り損ないました(^_^;)。
指定の時間になったので、駅へ。最近、本能の
赴くままに行動するようになったので、昔は少々
忘れていた、鉄道への興味を、平気で出せる
様になって来ました。
まだ陽の残る海岸線です。伊豆大島が
手に取るように眺められます。
「やっぱり、旅行はイイな。また来るか」
「親父と一緒なのはイマイチだけど、
まあ、魚は堪能したね。金目鯛だけでも
刺身にしゃぶしゃぶ、塩焼き味噌焼きと
いろいろ食べられたし」
「冬に、ТDRでも行くか」
「ТDRは友達と行くよ」
「んじゃ、USJか」
「今年は混むから、来年だね」
「どこか行きてぇトコロは無ぇのか」
「親父とは無い!刺身とか、金掛かるトコとか、
自分で払うのが無理なのは、付き合ってやってもイイ」
どうも、最初から言っていた「刺身を食いに」と
言うのは、嘘偽りない本音だったようです(ToT)。
旅行に来る前の中華のように、何遍騙されても
つい、乗ってしまいます。身近なところで練習して
アラブの石油王でも掴まえて欲しいものです。
砂漠の国の沖合に、プレジャーボートを
浮かべて、親まで招待してくれるような
良い人はいないものかと、車窓を眺めて
船を漕ぎながら、家路に着きました。
日本ブログ村 「緑の暮らし」に身の程知らずにも参加しております。
さまよえる仁山の頑張りに免じて ↓ ポチっと。